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メールマーケティングツールのおすすめ5選|比較ポイントや導入手順も解説

メールマーケティングツールのおすすめ5選|比較ポイントや導入手順も解説

メールマーケティングは多くの企業が取り入れているマーケティング施策の1つです。しかし実際には、「業務負担が大きい」「もっと効率化できないのか」とお悩みの担当者も多いのではないでしょうか。

本記事ではメールマーケティングで役立つおすすめのツールを解説します。比較ポイントや導入手順も、あわせて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.メールマーケティングとは?

メールマーケティングとはメールを活用して見込み顧客と接点を持ち、認知拡大や購買意欲の促進を目指すマーケティング施策です。SNSが発達した現代でも、メールの送受信量は増えています。そのためメールはマーケティングにおける、重要なチャネルに変わりはありません。

メールマーケティングには、メルマガやステップメールなどさまざまな手法があります。いずれにおいても顧客ファーストの視点で、有益な情報を提供することが大切です。

2.メールマーケティングに役立つ2大ツール

メールマーケティングでは、メール配信ツールとMA(マーケティングオートメーション)という2つのツールが役立ちます。前者はメール配信に関する業務全般、後者はマーケティング業務全般に対応するツールです。メールマーケティングの効率化で最も理想的なのは、メール配信ツールとMAの併用になります。

ここではメール配信ツールと、MAの基本的な機能について見ていきましょう。

メールマーケティングについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。

関連記事:メールマーケティングとは?5つの手法や進め方などこれから始める方へ必須知識を解説

メール配信ツール(システム)

メール配信ツールは、メールの作成や配信といった一連の作業を一貫して行えるツールです。主な機能の名称と特徴は、下表のようになります。

機能特徴
HTMLメール作成文字だけでなく画像なども組み合わせて、視覚的な訴求力が高いメールを作成できる
一斉送信配信リストにある見込み顧客全員に対してメールを送信する
自動送信(ステップメール)設計したシナリオやスケジュールに沿って複数回に分けてメールを送信する
予約送信メールの配信日時をあらかじめ設定する
テンプレート既存の構成を利用する、またはよく使う構成をテンプレートとして登録する
ABテストメールの文面やクリエイティブ面を比較検討する
レポート開封率などメールマーケティングのKPIを測定する

メール配信ツールではクリック数の計測はできるものの、クリック先で問い合わせや資料請求などの成約(CV)に至ったかまでは分析できません。そのためMAと併用しない場合は、クリック先における読者の行動を分析できるGoogleアナリティクスの利用がおすすめです。

なおメール配信ツールは無料のものもありますが、有料版になると最大配信数など機能が拡張します。新しいツールの導入に不安がある場合は、無料版を利用して使い勝手を確認してみるのも1つの方法です。

MA(マーケティングオートメーション)

MAは、デジタルマーケティング業務の効率化を支援するツールです。主な機能と特徴は、下表のようになります。

機能 特徴
メール配信 セグメント※1ごとのメール配信や効果測定ができる
顧客管理 見込み顧客の属性情報(業種や所属部署、従業員数など)を管理する
スコアリング 見込み顧客の属性や行動ごとに点数を配分し、スコア化する
(一定のスコアに達した見込み顧客は営業部門へつなげる)
アクセス解析 自社のWebサイトに訪問した見込み顧客の数や動向を調査する
フォーム作成 お問い合わせフォームやアンケートフォームなどを作成する

※1セグメント:属性や興味の度合いなどから分類した顧客のグループ

導入費用は一般的に約3万円〜であり、月額料金だけでなく初期費用を必要とするケースも少なくありません。導入・運用費用はメール配信ツールよりも高額になるため、MAはメール配信だけでなくマーケティング全体の効率化を図りたい場合におすすめです。

3.おすすめのメールマーケティングツール5選

メールマーケティングのツールでおすすめのものを、メール配信ツールとMAの2つに分けて解説します。

なお下記の記事では、本記事でピックアップしたツール以外についても詳しく紹介しています。さまざまなツールの情報を踏まえて比較検討したい方は、あわせてチェックしてみてください。

関連記事:無料で試せるメール配信システム23選【有料版も含めたDL比較表付き】

メール配信ツール

メールマーケティング時におすすめのメール配信ツールは、次の3つです。

  • blastmail(ブラストメール)
  • Cuenote FC(キューノートエフシー)
  • 配配メール

それぞれの特徴や導入費用などについて見ていきましょう。

blastmail(ブラストメール)

導入実績 18,000社以上
主な機能 ・HTMLメール作成
・ターゲット配信
・空メール登録
・効果測定
・迷惑メール対策 など
配信上限数 無制限
料金 月額3,000円~30,000円
無料トライアル 7日間の無料トライアルあり

blastmail(ブラストメール)は、11年連続シェアNo.1を誇るメルマガ配信ツールです。メール配信業界シェア率は稼働顧客数が25%、新規契約顧客数が38%にもおよんでいます(2022年2月時点)。

最も特徴的なのが、顧客情報をもとに宛名を変えられる自動差し込み機能です。会社名や会員番号なども自動で差し込めるため、配信準備の業務負担を大幅に削減できます。

残念ながらステップメールには対応していませんが、まずはメルマガを中心に自社や自社製品・サービスの認知拡大を図りたい企業におすすめのツールといえるでしょう。

Cuenote FC(キューノートエフシー)

導入実績 2,000社以上
主な機能 ・HTMLメール作成
・シナリオ配信
・送りすぎ防止
・効果測定
・多言語配信 など
配信上限数 無制限
料金 月額5,000円~150,000円
初期費用30,000円~200,000円
無料トライアル あり(日数は要問い合わせ)

CuenoteFC(キューノートエフシー)は、毎時1,000万通もの配信性能を実現している国内トップクラスのメール配信ツールです。システム契約数は2,000件を超え、朝日新聞やLIXILといった有名企業も利用しています。

金融機関や官公庁が採用しているセキュリティ対策を導入しており、メールの送受信時に発生しうる情報漏えいの心配が少ないツールです。専任担当者による運用サポートも受けられるため、メールマーケティングの導入は初めてだという企業も安心して利用できるでしょう。

配配メール

導入実績 10,000社以上
主な機能 ・HTMLメール作成
・セグメント配信
・来訪通知
・メモリー配信
・複数Form指定 など
配信上限数 プランによる
料金 要問い合わせ
無料トライアル あり(日数は要問い合わせ)

配配メールは10年以上も安定的にサービスを提供し続け、多くの企業に愛用されているメール配信ツールです。最も特徴的な点は、営業活動に特化した機能と専属のコンサルタントによる支援にあります。導入企業によっては、アポ率やCV率が約2倍にまで向上したケースもあるとのことです。

効果的なメールマーケティングの展開には、マーケティング部門と営業部門の連携が必須です。配配メールは両部門の業務負担を同時に軽減し、協力体制の構築に良い影響を与えてくれるでしょう。

MA

メールマーケティング時におすすめのMAは、次の2つです。

  • List Finder(リストファインダー)
  • ferret One(フェレットワン)

それぞれの特徴や導入費用について見ていきましょう。

List Finder(リストファインダー)

導入実績 1,600社以上
主な機能 ・HTMLメール
・配信先グループ作成
・多言語対応
・ABテスト
・レポート など
配信上限数 要問い合わせ
料金 初期費用100,000円
月額費用39,800円~79,800円
PV数・顧客データ数によっては従量課金あり
無料トライアル あり(日数は要問い合わせ)

List Finder(リストファインダー)は、継続率98.7%を誇るBtoB企業向けのMAです。初期にはコンサルタントから無料サポートを受けられるため、MAは初めてだという企業も安心して導入できます。

メール配信機能ではHTMLエディタを標準搭載しており、コードを知らない方でも簡単に操作可能です。レポートはCSV形式でエクスポートできるため、チームや部署間でマーケティング施策の効果を報告・検討する際にも役立ちます。

予算がある場合は、同社の運用支援サービスを利用してさらなる業務効率化を図るのも1つの方法です。

ferret One(フェレットワン)

導入実績 1,000社以上
主な機能 ・HTMLメール
・一斉送信
・ステップメール配信
・セグメント
・レポート など
配信上限数 要問い合わせ
料金 初期費用100,000円
月額費用100,000円~
無料トライアル あり(日数は要問い合わせ)

ferret One(フェレットワン)は、BtoBマーケティングに特化したMAです。Webマーケティングに精通したferretが提供していることもあり、豊富なノウハウにもとづいた支援を受けられる点がメリットです。

メール配信では配信中・停止中など、見込み顧客ごとの配信状況を一目でチェックできます。またWebマーケティングに必要なツールと連携しやすいため、ferret Oneだけでさまざまな業務を一括管理できる点も魅力的です。

メール配信はもちろん、関連するWebサイト運営や営業情報の管理などマーケティング全体の業務効率化を図りたい企業におすすめです。

4.メールマーケティングツールの比較ポイント

メールマーケティングツールを選ぶ際は、次に挙げる3つのポイントに留意しましょう。

  • 機能性や導入形態
  • 導入費用
  • セキュリティ対策

導入後に後悔のないよう、1つずつチェックしてみてください。

機能性や導入形態

メールマーケティングツールの機能性や導入形態は、多くの方が確認する比較ポイントでしょう。このとき意識してチェックしたいのが、次の3点です。

  • 自社に必要な機能が備わっているか
  • 操作性は良いか
  • クラウド型(SaaS)またはオンプレミス(社内管理)か など

特に機能においては、月の配信上限数がポイントになります。配信上限を超過してターゲットにメールが届かない、あるいは高額な追加費用がかかるという事態を避けるためです。すでにメールマーケティングを展開している場合は、現時点で配信しているメールの数をあらかじめ把握した上でツールを選定しましょう。

導入費用

初期費用や月額料金などの導入費用も、メールマーケティングツールの比較ポイントです。メール配信ツールは比較的リーズナブルなものが多くなっていますが、MAは月額料金が高めになっています。

そのため自社の予算や費用対効果を踏まえて、最適なツールを選択しましょう。メールマーケティングの経験が浅いうちは導入費用が安いツールから試し、慣れてきてからワンランク上のものへくら替えをする方法もあります。

セキュリティ対策

メールマーケティングツール選びで盲点になりやすいのが、セキュリティ対策です。顧客の機密情報が流出しないよう、セキュリティ対策が整っているツールを選びましょう。

一度でも情報漏えいなどのセキュリティ問題が発生すると、顧客の信用を失い売上ダウンにつながりかねません。多少費用がかかっても、セキュリティ対策が万全で脆弱性などのメンテナンスがきちんと行われているツールを選ぶことをおすすめします。

5.メールマーケティングツールの導入手順

最後にメールマーケティングツールの導入手順を、3つのステップに分けて解説します。

  • 【1】ツールの選定
  • 【2】トライアル
  • 【3】契約・導入

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1】ツールの選定

まずは前述した比較ポイントをもとに、自社で活用できそうなツールを選定します。このとき大切なのは、自社におけるメールマーケティングの現状を分析し、ツールで代用したい業務箇所を洗い出すことです。

例えばメルマガ作成の時間を短縮したい場合は、メール配信ツールの導入を検討すると良いでしょう。また配信リストの質を高めたい場合は、MAの導入がおすすめです。

どのようなメールマーケティングツールを選ぶにせよ、導入の目的を明確にしてから検討していきましょう。

【2】トライアル

ある程度ツールに目星がついたら、実際にメールマーケティングへ携わる者がトライアルを通して機能性や使い勝手を確認します。導入後に使いにくさを感じる、求めていた機能がないなどの理由から有効活用できなかったという事態を避けるためです。

あまり良い感触を得られなかった場合は、他社製品のトライアルも体験してみてください。場合によっては【1】に戻り、ツールの選定からやり直しても良いでしょう。

【3】契約・導入

トライアルを経て自社で使い続けられそうだと判断できたツールは、見積もりを取って契約に進みます。導入後は提供元から適宜サポートを受けながら、自社のメール配信スタイルを徐々に確立していきましょう

またメールマーケティングの経験が浅い場合、手始めに導入費用が安いツールを選ぶケースもあります。その場合は運用に慣れてきた頃合いに、より便利な機能やセキュリティ対策があるツールへの変更がおすすめです。新しいツールによって、さらなる業務効率化や成果の向上が期待できるでしょう。

6.まとめ

メールマーケティングツールは大きく分けると、メール配信ツールとMAの2つがあります。どちらも一長一短があるため、併用が最も理想的です。ただしメールマーケティング初心者であれば、比較的リーズナブルで操作の簡単なメール配信ツールが使いやすいでしょう。

またメールマーケティングツールを選ぶ際は機能性だけでなく、セキュリティ対策も要チェックポイントになります。情報漏えいによって顧客との信頼関係が失われないよう、安全性の高いツールを選ぶことが大切です。

自社に合ったメールマーケティングツールを選び、配信業務の効率化を図っていきましょう。


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この記事を書いた人

BeMARKE編集部
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