ニュース解説
株式会社ハンモックは、クラウド型名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」に、業界ごとの特性に応じた業種テンプレートや営業現場の売上管理の手間を軽減する自動化機能を搭載した「ホットプロファイル SFA」を2023年3月下旬より提供開始することを発表しました。
コロナ禍や働き方改革の推進によりSFAを導入する企業が増えています。
その一方、運用開始までの準備に工数を取られ
といった企業の課題が散見されるそう。このような課題を解決するために「ホットプロファイル SFA」を強化した新バージョンをリリースしたとのことです。
2014年の「ホットプロファイル」リリース以来、多種多様な企業を支援してきたノウハウを活用し、製造業や情報通信業など業種ごとの特徴を踏まえた営業プロセスや案件管理方法の「型」を用意。
基本の型があることで1から運用方法を構築する必要なく、短期間でSFAの利用を開始できます。また、自社運用に合わせたカスタマイズを専門知識不要で簡単に行えます。
営業担当者がSFAに入力する手間や誤入力を減らす「自動化機能」によって、作業工数を削減でき忙しい営業現場でも継続できるため、将来を見通す売上見込みの向上につながります。
新しいツールの導入時には、企業組織内ではこれまでの業務フローを見直す必要があります。その際、ツールの複雑さや難しさから、初期設定に時間を取られ業務に遅れが出てしまったり利用者による情報入力が滞ったりすることがよくあります。
これらはSFA導入において企業担当者が特に不安に感じるポイントだといえます。
今回の新機能搭載によりそれらの不安が解消され、企業のSFA導入や運用のハードルが下がることを期待できるでしょう。
SFAは導入時に自社の営業プロセスに合わせてカスタマイズする必要があります。「業種別テンプレート」という基本形があることで正しい運用に至るまでの時間を短縮してくれ、立ち上げ段階のユーザーにとってはうれしい機能です。
また「現場が情報を入力・登録しない」という問題はどの企業でも起こりえます。その要因の1つが、ツールの入力項目が多く手間がかかるということです。自動化機能追加によって入力が簡単になれば課題解決の一助となります。SFA導入におけるユーザーの課題に寄り添った機能だといえそうです。
株式会社アジタス BeMARKE事業部 マネジャー/ナビゲーター