セミナーレポート
BeMARKEが開催した「BtoB企業向け マーケティング成果を最大化させる顧客理解の基本と実践」と題した4社共催セミナーのなかで、株式会社RevComm BDR Salesの瀬河 真ノ輔 氏には、「お客様の現場の声を正しく社内展開する方法」と題して、顧客からのヒアリング内容を社内で共有する際の課題と、ツールを利用した解決方法について解説いただきました。
セミナーの質疑応答タイムで集まった参加者からの質問に対する、瀬河氏の回答を公開いたします。
【登壇者】
瀬河 真ノ輔 氏(株式会社RevComm BDR Sales)
新卒でワークスアプリケーションズに入社。 その後、GMOグループにてWEB集客サービスのコンサル営業に携わる。 新規開拓営業(電話完結型)を得意とし、アワード受賞歴多々。 インサイドセールスのSV、オンラインセールスのMGRとして従事した経験を基に、BDR組織の体制強化のためRevCommに参画。
A:お客様との接触頻度によって、聞き方を変えます。
新規のお客様に対しては、事例を交えながら具体的な回答が返ってくるように質問します。例えば「A社やB社はこのようなことを行っているのですが、貴社ではどうですか?」という聞き方です。
2回目以降のヒアリングでは、あえてオープンクエスチョンで聞くことで、自分たちのなかの決めつけでお客様を誘導することなく、本音に迫れると思います。
A:お客様と担当者のやり取りの場に第三者を同席させ、主観で判断せず事実のみを議事録に残すことです。しかし、同席者が増えることでお客様に心理的な障壁を与えてしまう、工数がかかってしまう、ヒューマンエラーで記入ミスが発生するなどのデメリットがあります。
社内共有の際は、事実情報か主観的な意見かを整理し報告することを意識しましょう。「自分の主観=お客様のお考え」ととらえてしまうと認識齟齬が生じるため、偏りのない事実情報の伝達に努めてください。
お客様にヒアリングを重ね得られた情報は企業にとっての資産です。CTIやオンライン面談ツールの導入により、お客様の情報を無駄にせずデータベースに保存し管理できるので、早めの導入をおすすめしています。ツール導入のポイントは、少額から始められるライトなプランから取り入れてみることです。
BeMARKE(ビーマーケ)は、BtoBマーケティングの課題解決メディアです。 BtoBマーケティングのあらゆる局面に新しい気づきを提供し、リアルで使える「ノウハウ」を発信します。