ニュース解説
「BIZTEL」は、オフィスの電話環境や、コールセンターシステム(CTI)、テレワーク環境やスマートフォンの内線化など、豊富な機能をクラウドで提供する電話サービスです。
在宅勤務などのワークスタイルにマッチした電話インフラをスピーディに構築します。
スタートアップ企業からセキュリティ基準が高い製薬会社・金融機関まで、幅広い業種における企業活動を支えています。
インターネットとPCさえあればコールセンターが構築できる「BIZTEL コールセンター」や、在宅勤務に便利な機能をパッケージしたビジネスフォンサービス「BIZTEL テレワーク」、モバイル端末の内線化が手軽に行える「BIZTEL モバイル」など、クラウドの強みを生かしたラインナップが特長です。
一方、「GENIEE SFA/CRM」は、顧客管理・商談管理・データ分析などの機能を一元化した、国産のクラウド型の営業ツールです。
⽇本のビジネスシーンに合わせたシンプルな機能で、ツール導⼊・運⽤の専⾨家がいなくても項⽬の設定やレポート作成などを簡単に⾏うことができます。
ベンチャー企業から⼤企業まで幅広く利⽤されています。
今回の「BIZTEL」とのシステム連携により、ユーザは「BIZTEL」と「GENIEE SFA/CRM」を併用する際に、次の機能を使うことができます。
「GENIEE SFA/CRM」の画面上に表示される顧客の電話番号をクリックするだけで、発信が可能です。
電話番号をダイヤルする動作が省けるとともに、かけ間違いを防止できるため、インサイドセールスやコールセンターにおける電話発信の効率化と活動量の増加が実現します。
顧客からの着信と同時に、GENIEE SFA/CRMに記録された当該顧客の情報を自動表示します。 取引状況や過去の問い合わせ履歴などを確認しながら案内できるため、スムーズかつ効率的な対応が可能になります。
リンクとジーニーは、今後もシステムの連携を始めとした様々な協業を通じて、営業・コールセンターのDX化を支援するとともに、業務の効率化・高品質化に貢献していくそうです。
インサイドセールスやコールセンター業務においては、成果につなげるためにも多くの業務をこなす必要があるため、それらをいかに効率化できるかが重要な課題です。
同時に、顧客情報の取り扱いに対する正確さが求められるため、ミスを防ぐ仕組み作りが必要です。
そのような業務において、今回のシステム連携は、顧客からの着信と同時に、取引状況や接触履歴などの顧客情報を瞬時に確認でき、架電前の調査から架電後の情報入力までをシームレスに行うことができるという点で、効率的かつミスを防ぐ操作性という2つの面において、架電業務に良い効果をもたらすでしょう。
SFA/CRMとCTI(コンピューター電話統合)の連携は業界のトレンドであるといえます。
例えばBeMARKEでは、企業リストを起点に営業活動を管理できるLEAD PADとインサイドセールス向けの音声解析AI電話サービスMii Telの連携についても解説しています。
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