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【2023年】BIツール比較23選!機能・価格を徹底解説

【2023年】BIツール比較23選!機能・価格を徹底解説

BIツールは種類が非常に多くさまざまな機能があるため、どのBIツールを選ぶべきか分からない方も多いのではないでしょうか。BIツールの具体的な機能を知り、選ぶポイントを知っておくことで、失敗しないツール選びができます。

本記事では、BIツールの基礎知識からおすすめのツールまで解説します。

目次

1.BIツールとは?

BIツールとは「Business Intelligence Tool」を指し、社内で蓄積されたさまざまなデータを集約・分析して分かりやすい形で出力できるツールです。BIツールをうまく使うことで、業務上の課題が効率的に判断できるため、業務効率の改善による生産性向上に特に効果を発揮します。

会社で持っているさまざまな情報が部署ごとで管理されている場合、「どこにどのデータがあるか分からない」という事態に陥りがちです。このような場合にBIツールで必要な情報が集約されていれば、会社にある情報を1つに整理してまとめられるだけではなく、それらの情報を自動で分析し、課題を可視化できます。

2.BIツールの種類

BIツールは、その提供形態によって大まかにクラウド型とオンプレミス型に分類されます。どの提供形態を選択するべきかはBIツール導入の目的や自社の環境によって異なります。

クラウド型BIツール

クラウド型とは、インターネット上からアクセスできるタイプのサービスで、ネット環境があれば場所を選ばず利用できるのが特徴です。また、複数人でログインをして使用できます。クラウド型のBIツールは、アカウント作成のみで利用できることが多く初期コストを抑えて導入できる一方、ログイン人数によって料金が変動するため確認が必要です。

オンプレミス型BIツール

オンプレミス型とは、システム運用上必要なソフトやハードを自社で保有・管理する方法です。自社に合わせたカスタマイズがしやすく、既存システムとの連携を取りやすいことが特徴です。一方で、クラウド型と比較すると初期コストや管理コストが高くなる点に注意が必要です。

3.BIツールの機能

データ分析・活用を可能にするBIツールの代表的な機能として下記が挙げられます。

  • レポーティング
  • OLAP分析(多次元機能分析)
  • データマイニング
  • プランニング

レポーティング

レポーティング機能とは、集約されたデータを自動で分析し、グラフや表にまとめる機能です。売上情報やKPIなどのグラフ化により、業績や課題をいち早く把握し、課題の早期解決や業績向上につなげられます。会議で使用するレポートの作成も可能で、従業員が手作業で作成していた内容をスムーズに集計し図示できるため、業務効率の改善が期待できます。

OLAP分析(多次元機能分析)

OLAP分析とは、「Online Analytical Processing」の頭文字を取ったもので、オンラインでの分析処理のことです。膨大なデータを簡単な操作で多次元的に分析できます。例えば売上データの中でも、販売日時、販売された店舗、商品、購入者の性別などの情報をさまざまな観点からデータベース化し、自動で結果を分析します。

データマイニング

データマイニングとは、膨大なデータから有益なパターンや傾向を取り出す機能です。BIツールを活用すると、専門家の力を必要とせずに高度な分析を行えます。最近ではAIによる分析機能があるツールが増加しており、新しいマーケティング施策の立案につながる情報取得が可能です。

プランニング

プランニングとは、過去の実績の分析内容から、将来の予算計画や経営計画上の数値をシミュレーションできる機能です。施策の実行により得られる成果の予測に基づいた戦略を策定できます。

4.BIツール導入のメリット

BIツールの導入により得られるメリットは下記です。

  • データ収集:データの集計・分析にかかる工数を削減できる
  • データ分析:専門知識がなくても高度な分析やレポーティングができる
  • 意思決定:データに基づいた意思決定が容易になる

データ収集:データの集計・分析にかかる工数を削減できる

手作業で図やグラフを作成する必要がなくなるため、資料の作成にかかる時間を削減できます。工数を削減できた分をより重要な業務にあてられるため、社員の生産性向上が期待できます。

データ分析:専門知識がなくても高度な分析やレポーティングができる

データアナリストなどの専門家に依頼することなく、分析やレポーティングを行えます。直感的な操作で高度な分析結果を表示できるツールも多く、初心者でも不安に思う必要はありません。

意思決定:データに基づいた意思決定が容易になる

BIツールによって可視化されたデータを用いることで、関係者全員が現状や課題に対して共通の認識を持った上で、意思決定を行えます。また、客観的な指標に基づいた議論を行うことで、スムーズに合意形成ができるでしょう。

5.BIツール導入の注意点

BIツールは自社のデータを分析・活用する上で役に立ちますが、導入するだけで使いこなせるようになるわけではないため、適切なツールの選定や環境づくりが重要です。導入前に下記3つの注意点を確認しておきましょう。

導入目的を明確にする

適切なBIツールを導入するためには、社内でのBIツール導入目的を明確にしておく必要があります。経営判断におけるレポートの活用や、営業現場におけるデータ収集など、BIツールはさまざまな目的に対応したツールです。だからこそ、社内で「何の目的でBIツールを導入したのか」の導入目的が共有されていないと、どの担当がどのように使ったら良いのかが分からず、使いこなせないまま放置される可能性もあります。

必要な機能を確認する

導入の目的に合わせて、必要な機能を確認しましょう。実際に使用する場面を想定し、レポーティングやデータマイニングなどの機能がどれくらい必要になるかを事前に把握しておくことが重要です。例えば会議資料としてデータに基づいた資料を活用したい場合はレポーティング機能が充実したツールを選ぶ必要がありますし、今後の売上を予測したい場合はプランニング機能が充実したツールを選ぶ必要があります。

社内の運用体制を整備する

BIツールを導入した後に円滑に運用し続けられるよう、社内で活用マニュアルを整備したり、導入を主導する担当者を決めたりするなど、社内の体制を整備しておきましょう。

例えばBIツールの操作に詳しい人が限られていると、ツールが属人化してしまい、異動や退職をきっかけにツールが使えなくなってしまう場合があります。こうした事態を避けるため、組織全体でツールを活用できる体制を築いておく必要があるでしょう。また、社外サポートが充実しているツールもありますが、外部に依存しすぎず社内でも対処できるよう利用者の育成も並行して進める必要があります。

一度に組織全体の体制を変えようとすると混乱が生じる可能性もあるため、まずは一部の部署に導入するなど、スモールスタートで始めてみると良いでしょう。

6.BIツールの選び方

自社に適切なBIツールを選定する上で、ツール選びの観点について下記の4つを解説します。

  • 既存のIT環境で対応可能か
  • 手軽さ重視かカスタマイズ性重視か
  • データ管理対応か分析特化か
  • 料金は予算内か

既存のIT環境で対応可能か

BIツールを導入する際には、既存の環境で問題なく利用できるかどうかの確認が必要です。

例えばBIツールに搭載されているデータ収集の機能は、ツールによって異なるフォーマットでは収集できない、手書きのデータが読めず集約できない、既存データの収集に対応していないなどの問題が考えられます。そのような場合には、データの書き出しや変換をするETLやDWHなどの機能が必要になります。

このため現状のデータの状態がどのようになっているか、収集のためにどの機能が必要なのかの確認が重要です。

手軽さ重視かカスタマイズ性重視か

BIツールは、直感的に操作できるタイプから一定の専門知識がないと使いこなせないタイプまで、ツールごとに違いがあります。データの検索や抽出作業でも、ボタンをクリックして操作できるのか、スクリプトの記述が必要なのかなどの違いが考えられるため、自社のレベルに合ったツールを選定しましょう。

手軽さを重視する場合は直感的に操作できるツール、カスタマイズ性を重視する場合は多少の専門知識を要しても自社の状況に合わせて組み替えられるツールがおすすめです。

BIツールの使い勝手については、無料トライアルなどを利用し、導入後に利用する社員が直接確認するようにしましょう。

データ管理対応か分析特化か

BIツールのメインとなる機能はデータ分析機能ですが、データの収集・管理にも対応しているかどうかは、ツールごとに違いがあります。データの集約・分類・蓄積などの管理機能が必要となる場合には、検討しているツールに該当の機能が搭載されているかの確認が必要です。会社の規模が大きいほどデータ収集の負荷が大きくなるため、大きい会社の場合はデータ管理に対応したツールを選ぶと良いでしょう。

料金は予算内か

BIツールはツールによって費用の違いが大きいため、予算内で導入できるかどうか確認する必要があります。

BIツールはクラウド型かオンプレミス型か、データ分析機能の有無などの要因で、導入コストが変わります。利用できる機能が多いほど導入コストも高くなりますが、本当にその機能が必要なのかどうか確認し、必要かつ十分な機能を備えているツールを選ぶようにしましょう。

ツールによっては使用するユーザーが多いほど、利用料が高くなるツールもあるため、料金体系についても確認しておくことが大切です。

7.BIツール比較23選

 本章では、おすすめのBIツール23選をタイプ別に紹介します。下表は、BIツールの種類です。

向いている企業BIツールの分類
経営の意思決定に使いたい企業初心者も導入しやすいBIツール
データ収集・分析に特化しているBIツール
レポート作成に特化しているBIツール
特定の目的で使いたい企業-

 意思決定の根拠となるデータ分析実施に利用する、いわゆる汎用的なBIツールについては、上の表のように「初心者向け」「データ収集・分析に特化」「レポート作成に特化」の3つに分類できます。

また、この3つとは別に、特定の業界や目的に特化したBIツールもあります。それぞれの特徴を確認し、BIツールを選定する際の参考にご利用ください。

初心者も導入しやすいBIツール8選

初心者にも使いやすいUIである、サポートが充実している、日本企業のツールであるなど、初心者にもおすすめできるBIツールです。

Tableau

Tableau公式サイト

Tableau公式サイト

Tableau (タブロー)は、Tableau Japanが提供しており、直感的なビジュアル分析で誰もが使いやすいようデザインされたBIツールです。500以上のユーザーが集まるTableauコミュニティにより、相互サポートが受けられます。ドラッグ&ドロップによる視覚的な操作が可能で、豊富なノウハウを活用しながら、データ分析の環境を整えられます。データの取り込みはプログラミング不要で、アクセス権の管理も簡単に行えます。

導入形態クラウド型、デスクトップ型、オンプレミス型
初期費用0円
月額費用1800円/月(Tableau Viewer)、5040円/月(Tableau Explorer)、9000円/月(Tableau Creator)
無料プランあり(14日間)

Oracle BI

Oracle BI公式サイト

Oracle BI公式サイト

Oracle BI(オラクル ビーアイ)は、日本オラクルが提供し、Webブラウザやデスクトップツールから、さまざまなレポートを作成するツールです。レポート作成、財務レポートの作成、OLAP分析、データマイニングなどに対応しています。モバイルでの閲覧が可能で、外出が多い企業でも利用しやすいツールです。

導入形態クラウド型、オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり(30日間)

Amazon Quick Sight

Amazon Quick Sight公式サイト

Amazon Quick Sight公式サイト

Amazon Quick Sight(アマゾン クイック サイト)はAWS(アマゾン ウェブ サービス)を使って分析環境を作るBIツールです。管理者・作成者・閲覧者の3つの権限があり、大人数で使うのに適しています。

導入形態クラウド型、オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり(30日間)

MotionBoard Cloud

MotionBoard Cloud公式サイト

MotionBoard Cloud公式サイト

MotionBoard Cloud(モーションボードクラウド)は、ビジネスに必要な社内データを集約・管理・集計作業・レポート作成を効率化できるBIツールです。30種類以上のチャートや10種類以上の分析ロジックを利用でき、業務内容に合わせて視覚化できます。チャット・メール通知機能や、コメント入力・掲示板機能により、情報共有やコミュニケーションが取りやすいことも特徴です。

導入形態クラウド型、オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用【クラウド型】30,000円/月(Standard)
60,000円/月(Professional)
90,000円/月(loT)
【オンプレミス型】80,000円/月
無料プランあり

LaKeel BI

LaKeel BI公式サイト

LaKeel BI公式サイト

LaKeel BI(ラキールビーアイ)は、膨大なデータと豊富なテンプレートを用いてデータ分析・統合・分析・可視化を全て行えるBIツールです。サポート体制が充実しており、BIツールの運用に慣れていない企業でも、安心して利用開始できます。あちこちに散らばったデータを収集、必要に応じて加工・統合して1つのデータベースを構築可能です。サーバーライセンス型になっており、利用者の数によって利用料が変化することはありません。

導入形態クラウド型、オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランなし

Domo

Domo公式サイト

Domo公式サイト

Domo(ドーモ)はデータ統合から、データ分析まで行え、直感的なUIにより、データの可視化と分析が行えます。レポートはデータに加え、画像も使いながら、視覚的にみやすいレポート作成が可能です。社内外のデータ共有もスムーズにでき、データから収益を得ることもできます。

導入形態クラウド型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランなし

Looker Studio

Looker Studio公式サイト

Looker Studio公式サイト

Google Looker Studio(グーグルルッカースタジオ)はGoogleが提供しているBIツールで、無料で利用できます。GoogleアナリティクスやGoogle広告、データベースなどとの連携がしやすく、Googleのツールを主に使用している場合におすすめです。

導入形態クラウド型
初期費用無料
月額費用無料
無料プランあり

DataNature

DataNature公式サイト

DataNature公式サイト

Data Natureは3つの力「かんたん力」「分析力」「表現力」を強みとしたBIツールです。マウスだけで簡単に操作でき、専門的な知識がなくても直感的に使用することができます。

導入形態オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり(30日間)

データ収集・分析に特化しているBIツール9選

高度な分析機能をそなえているなど、データ収集・分析を中心に行いたい場合に利用したいBIツールです。

Sisense

Sisense公式サイト

Sisense公式サイト

Sisense(シセンス)はローコードでカスタム分析が可能な第三世代BIツールです。ボタン1つでデータ収集、分析を開始し、データの理解や行動まで促せます。サポートが手厚く連携できる外部ツールも豊富であるため、最短1日での導入ができます。

導入形態クラウド型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランなし

Qlik Sense

Qlik Sense公式サイト

Qlik Sense公式サイト

Qlik Sense(クリックセンス)は、AIによる機械学習や自然言語処理機能により、高度な分析が可能なBIツールです。クラウド環境から安心して利用でき、AIによる改善案の提案や、グループやチームでの共有、共同作業が簡単に行えます。データオプスを分析に利用し、収集したデータを統合や整理ができ、データ収集も可能になっています。

導入形態クラウド型、オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用$30/月(Qlik Sense® Business)要問い合わせ(Qlik Sense® Enterprise SaaS
無料プランあり(30日間)

Altair Monarch

Altair Monarch公式サイト

Altair Monarch公式サイト

Altair Monarchは時間をかけずにデータから価値を引き出すことを強みにしたBIツールです。異なる形式のデータを、データ分析用の表形式のデータに素早く変換できます。80以上のデータプレパレーション関数があらかじめ用意されていることが特徴です。

導入形態クラウド型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり(トライアル)

FineReport

FineReport公式サイト

FineReport公式サイト

FineReport(ファインレポート)は、ローコード開発とシステム連携により、データ統合、帳票設計と運用、分析ダッシュボードの作成、効率的なレポート作成、デプロイ統合などができるツールです。開発者・事業業務部門、経営管理者それぞれの立場から使いやすくデザインされています。

導入形態オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり

Actionista!

Actionista!公式サイト

Actionista!公式サイト

Actionista!(アクショニスタ!)はマニュアルいらずの操作性と、アカウント数無制限で使える高いコストパフォーマンスが特徴のBIツールです。プログラミングの知識は一切不要で操作できます。そのため、規模が大きい企業ほど、高いコストパフォーマンスで運用できます。

導入形態オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり

MicroStrategy

MicroStrategy公式サイト

MicroStrategy公式サイト

MicroStrategy (マイクロストラテジー)は、クラウド分析プラットフォームを介してIntelligence Everywhereを提供しているBIツールです。MicroStrategy Desktopであれば無料で利用できます。ユーザーが自由にデータを編集・加工・分析・共有でき、編集から分析、共有まで直感的な操作で利用可能です。AndroidやiOS対応のモバイルプラットフォームにより、自由にアクセスできます。

導入形態クラウド型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり

DATA LAB

DATA LAB公式サイト

DATA LAB公式サイト

必要かつ複雑な分析手法を用いたダッシュボードを手軽に利用することができるBIツールです。データマーケティングの専門コンサルタントによるシステム導入から定期運用までサポートを受けることができます。

導入形態クラウド型
初期費用ダッシュボード料金+データソース接続料金+データ転送費
月額費用データ転送費(35,000円~)
無料プランあり

Alteryx Designer

Alteryx Designer公式サイト

Alteryx Designer公式サイト

Alteryx Designer(アルテリックスデザイナー)は、データの準備から、レポート、予測分析まで自動化できるBIツールです。データはクラウド上でも、オンプレミスでも、あらゆるデータソースにアクセスでき、ノーコード、またはローコードでデータ接続でき80以上のデータソースと統合できます。

導入形態クラウド型、オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり(30日間)

Yellowfin

Yellowfin公式サイト

Yellowfin公式サイト

Yellowfin(イエローフィン)はNTTテクノクロスが提供しているサービスです。データ接続から、データ準備、レポート作成にも対応しています。モバイルアプリにも対応しており、いつでもどこでも、データにアクセス可能です。各PCへのインストール不要で、Webブラウザから操作できるため、導入に手間がかかりません。ドラッグ&ドロップで操作でき、プログラミングの知識なしで操作できます。

導入形態クラウド型
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり(30日間)

レポート作成に特化しているBIツール2選

ビジュアル化を得意とし、レポート作成がしやすいBIツールです。

Power BI

Power BI公式サイト

Power BI公式サイト

Power BI(パワービーアイ)は、Microsoftが提供しているBIツールです。AIを用いて数百に及ぶデータを視覚化することで実現するビジュアル化機能が強みです。

コストが安く、Power BI Premiumで1ユーザー月額2,170円からで利用可能です。Officeシリーズとの連携がしやすく、Microsoftユーザーにおすすめできます。

導入形態クラウド型、オンプレミス型
初期費用要問い合わせ
月額費用【Power BI Premium】1ユーザー:2,170円/月
【Power BI Pro】1ユーザー:1,090円/月
無料プランあり

Qlik NPrinting

Qlik NPrinting公式サイト

Qlik NPrinting公式サイト

Qlik NPrintingはPDF、Excel、Word、PowerPointなど、様々な形式でレポートを作成することができるBIツールです。マウスでドラッグアンドドロップをするだけで簡単にレポートを作成することができます。

導入形態要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランあり(無料体験)

特定の目的で使いたい企業向け4選

特定の業界や用途のために活用できるBIツールです。

TEAL BI(飲食業界)

TEAL BI公式サイト

TEAL BI公式サイト

TEAL BIは飲食業界に特化したBIツールです。POSレジ・仕入システム・勤怠システム・気象データ・コロナ感染者数・インスタグラム・Googleビジネスプロフィールのインサイトと自動連動したレポートが特徴です。成功した飲食企業のノウハウを再現することができます。

導入形態要問い合わせ
初期費用無料
月額費用8000円/月~
無料プランなし

ノバセルアナリティクス(TVCM)

ノバセルアナリティクス公式サイト

ノバセルアナリティクス公式サイト

ノバセルアナリティクスはTVCMの効果分析や改善に特化したBIツールです。放送直後のリアルタイムな効果分析、TVCM経由のサイト訪問数の測定、CM分析に特化したレポートの提供が強みです。

導入形態要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランなし

Whatagraph(広告・マーケティング)

Whatagraph公式サイト

Whatagraph公式サイト

Whatagraph(ワッタグラフ)は、広告代理店やマーケティング担当者に特化したBIツールです。専門知識は必要なく、数クリックで全ての広告、SNSなどの結果を一元化して確認できます。独自のレポートシェア機能により、新しい付加価値の提供が可能です。

導入形態要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランなし

ONE(広告)

ONE公式サイト

ONE公式サイト

ONE(ワン)は、様々な広告媒体の運用データとSFA/CRMデータを統合することで、LTVや最終CVなどに最適化をした広告運用を実現するツールです。複雑な操作が不要であり、マーケター視点で厳選された指標のみが反映されたわかりやすいダッシュボードと業界別テンプレートが特徴です。

導入形態要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
無料プランなし

8.まとめ

BIツールは非常に多くリリースされており、売上分析、マーケティング分析など、経営にとって重要な指標を効率的に情報収集、資料作成まで行えるようになりました。しかし、ツールの種類も非常に多く、どのツールを選ぶべきか決めるのは簡単ではありません。

BIツール選びをご検討の方は、BIツール選びに失敗しないためにも、プロに相談するのがおすすめです。BeMARKEでは自社の課題に合わせぴったりのツールを選ぶお手伝いをしております。



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この記事を書いた人

BeMARKE編集部
BeMARKE編集部

BeMARKE(ビーマーケ)は、BtoBマーケティングの課題解決メディアです。 BtoBマーケティングのあらゆる局面に新しい気づきを提供し、リアルで使える「ノウハウ」を発信します。

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