セミナーレポート

継続的にウェビナー成果を高める具体的な施策とは〜当日運営から振り返りまで〜【セミナーレポート】

継続的にウェビナー成果を高める具体的な施策とは〜当日運営から振り返りまで〜【セミナーレポート】

BeMARKEは2023年7月19日、「ウェビナーのプロに聞く、最小限の工数で商談獲得を最大化するウェビナー運営とは?」と題したセミナーを開催しました。ウェビナー施策は、目的に合わせてリード獲得や見込み顧客との関係構築ができるマーケティング施策です。本セミナーでは、ウェビナー施策における各工程のポイントを各社のプロに解説いただきました。

株式会社ネクプロ マーケティング部 チームリーダーの岩田 遼平氏には、「【当日運営〜振り返り】継続的にウェビナー成果を高める具体的な施策」と題して、ウェビナー当日の運営方法から開催後の振り返り方について解説いただきました。

目次

【登壇者】
岩田 遼平氏(株式会社ネクプロ  マーケティング部 チームリーダー)

文化服装学院卒。その後エンターテイメント会社にて演者として所属。 音楽やダンサー活動、イベント制作・企画運営、商品・広告のデザイン・動画編集を担当。並行して介護福祉士や、衣装制作なども行う。 コロナの影響もあり、2021年にビジネスの世界へ。 人材派遣やキャリアコンサル事業を行う会社にてBPO事業部に所属し、 経理業務のクラウドサービスを提供する会社プロジェクトにアサイン。 インサイドセールスとフィールドセールスを担当。 2022年に株式会社ネクプロへ入社。 マーケティング部のチームリーダーとして、 自社ウェビナーの企画運営とインサイドセールスを主に業務を行う。

ウェビナー当日の運営のコツ

ウェビナー当日の運営を円滑化し成果につなげる3つのコツをご紹介します。

(1)社内連携を強化し全社で取り組む

まず初めに、社内連携の重要性について解説します。

こちらが自社単独ウェビナーの場合の担当者スケジュールです。

自社単独ウェビナーの場合の担当者スケジュール。朝9時にメルマガ告知やSNS告知をして、申し込み者へのリマインドメールが送信されているか確認します。

朝9時にメルマガ告知やSNS告知をして、申し込み者へのリマインドメールが送信されているか確認します。その後、12時から本番を行い、15時頃に結果を報告するというスケジュールです。

開催日の朝、Slackを使って社内に下記を共有します。

  • ウェビナーの内容
  • 参加者の属性
  • 参加者数

そして開催後は、セールス部門にホットリードリストを送り、追いかけてもらいます。これらのことをウェビナーごと繰り返していくことで、会社全体でウェビナーに興味を持ったり参加したりする組織と環境づくりを行いました 。

弊社も以前は、ウェビナーの時間を社内の数名しか把握していない状況でした。

しかし、現在では

  • 週に1回のウェビナー研究会
  • セールスのKPIの項目に自社ウェビナー視聴を含む
  • オンデマンド配信の動画にセールスも出演、制作

を行っています。

この取り組みもあり、これまでウェビナー経由の CS商談ゼロから直近では5件のアポを獲得できるようになりました。ウェビナーを、重要なマーケティング施策と位置づけ会社全体で力を入れていこう、という環境づくりが大切です。

(2)ウェビナー視聴者画面に“資料タブ”を設置する

次に、ウェビナー視聴者画面のカスタマイズについて解説します。今回は、これからウェビナーを始めていく方向けに詳しく説明します。

初めてウェビナーを開催するなら、まずは低コストなZoomを使い、会社としてウェビナー施策を続けていくかどうかを判断しましょう。

ウェビナー視聴者画面に“資料タブ”を設置するのが重要

自社の視聴者画面ページを使って解説していきます。上図の1~5の中で重要な2点はどれでしょうか。

すべて重要ですが、4と5の「資料タブ」が特に重要です。

4には、共催ウェビナーの場合にサービス資料や特典資料を載せます。クリックすると資料がダウンロードできます。

5には、自社のサービス資料とオウンドメディアサイトを載せます。また、本ウェビナーに連続するウェビナーがあれば、バナー広告を付けるなどのカスタマイズも可能です。

資料タブを設置した結果。申し込み数149名の共催ウェビナーで、視聴者は109名でした。資料のダウンロード数が約3割を超えていることが分かります。

この資料タブを設置した結果をご紹介します。

ここから先は会員限定記事となります

記事を読むには無料の会員登録が必要です。

この記事に関連するお役立ち資料

この記事を書いた人

BeMARKE編集部
BeMARKE編集部

BeMARKE(ビーマーケ)は、BtoBマーケティングの課題解決メディアです。 BtoBマーケティングのあらゆる局面に新しい気づきを提供し、リアルで使える「ノウハウ」を発信します。

SNS:XYouTube

著者の最新記事

もっと読む >

あわせて読みたい