ニュース解説
音声解析AI電話「MiiTel」が、株式会社Buffの提供する営業特化のダッシュボード「SALESCORE」との連携を開始したことを発表しました。これにより、SALESCOREの画面上からワンクリックでMiiTelでの架電ができ、文字起こし結果も自動で連携されます。
「MiiTel」は、インサイドセールス市場を中心に、営業やコールセンター業務におけるトークの可視化とセルフコーチング、リモートワーク体制構築に活用されています。
「SALESCORE」はSalesforceへの入力がエクセルのようにでき、入力時間の60%を削減する外部入力クライアントツールです。一画面で複数のオブジェクト、複数のレコードへエクセルのようにコピーアンドペーストを活用しながら入力をすることで、画面遷移やマウス操作の時間をはじめとした入力時間を60%削減します。
今回の連携開始により、SALESCOREの画面上からワンクリックでMiiTelを起動させ、シームレスに架電業務を行うことが可能となりました。
また、Salesforceを介してMiiTelの文字起こし機能と紐づけることで、画面遷移することなく文字起こし結果を確認することもできます。入力や画面遷移にかかる工数を大幅に削減し、テレアポやインサイドセールスの生産性を向上させ、売上アップや働き方改革の実現をサポートします。
Sales Cloudのような高機能のSFAは、カスタマイズ性の高さや、高度な分析や自動更新ができる点などから、使いこなせる体制を持つ企業にとって有効なツールです。
一方で、実際に情報を入力する営業担当者にとっては、入力すべきページや項目が多く、作業に負担を感じるリスクもあります。
SALESCOREは、エクセル形式での入力を採用している点や、Salesoforceを中心とした既存のSFAに情報を同期できる点が、営業担当者の作業負担を軽減しているツールです。
今回のMiiTelとSALESCOREの連携により、営業担当者にとって、よりシンプルで使いやすいデータ管理の仕組みが整ったといえます。すでにSFAや架電管理ツールを導入していて、さらに業務効率化のための投資余剰のある企業にとって朗報でしょう。