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マツリカが売り手と買い手のコラボレーションを実現するプラットフォーム「DealPods(β版)」を公開

マツリカが売り手と買い手のコラボレーションを実現するプラットフォーム「DealPods(β版)」を公開

株式会社マツリカは、売り手と買い手のコミュニケーションを合理化して顧客エンゲージメントと営業成果を最大化する新セールステック「DealPods(β版)」の公開を発表しました。海外で注目を集めているデジタルセールスルーム領域を扱った「DealPods(β版)」は、営業と購買者の体験をどう変えるのでしょうか。

目次

デジタルセールスルームとは

デジタルセールスルームとは、営業(売り手)と購買者(買い手)がコミュニケーションを効率化し、営業活動・購買活動をスムーズに行うためのオンラインスペースです。

  • リアルタイムでのチャットのやり取り
  • チャット・動画・資料の共有

上記のようなコミュニケーションをオンライン上で行うことで、営業/購買プロセスを合理化し、案件進捗をスピードアップさせます。

テクノロジーによって営業活動を効率化・高度化する「セールステック」というツールが増える一方で、購買者側の知見は蓄積されづらいという不均衡が生じています。「DealPods」は、インターネットが普及し購買者が情報収集を行う機会が増加するなかで、デジタルセールスルームによる営業と購買者がWin-Winとなる状態の創出を目指しているのです。

営業/購買活動を効率化する4つの機能

「DealPods」には、以下のようなメリットがあります。

【営業のメリット】

  • バラバラに管理されていた商談情報・コミュニケーションを集約し業務を効率化できる
  • 「いつ、誰に、どんな内容で接触すると良さそうか」のヒントを得て顧客接点を増加させられる

【購買者のメリット】

  • 営業から提供される資料や商談の議事録の管理を効率化できる
  • 営業への質問や連絡をメールよりもクイックにやり取りできる

これらのメリットを実現するのが、「DealPods」の4つの機能です。

Deal Room

購買者ごとにパーソナライズされた専用サイトで、セキュリティ面も安心な、完全招待制のプラットフォームです。この内部でコミュニケーションが行われます。

営業コンテンツライブラリ

営業資料などの商談用コンテンツをクラウド上で管理するライブラリです。購買者の利用・閲覧状況が分かるため、コンテンツの効果を測定できます。

バイヤーエンゲージメント分析

顧客社内の動き、コンテンツの閲覧状況、キーパーソンの思考やネックになっている箇所など、購買活動を進める上で重要な情報を可視化するエンゲージメントレポートの発行によって顧客の購買を支援します。

相互タスク管理

営業と購買者が協力しあわなければ商談は進まないため、商談の進捗状況、期限、誰が次のアクションを行うのかなどのタスク管理のサポートによって案件進捗を助けます。

BeMARKEナビゲーターが解説

BtoBマーケティングの発展にともない、接触チャネルや市場に流れるコンテンツが急激に増加しています。その結果、買い手にとっては取引先を調査・選定するための情報が溢れ、「気になっているA社からダウンロードしたホワイトペーパーはどこに保存したか」「やり取り中のB社との連絡はメールだったかSlackだったか」など、情報量の増加がかえって非効率的な状況を生んでしまっています。

一方で売り手にとっては見込み顧客が増えた結果、丁寧な顧客情報の管理、およびお客様ごとに個別に情報を伝えることが難しい状況にあります。マツリカ様のプロダクトはこれら双方の課題を解決し、企業間取引をスムーズに、そして加速させる新たなモデルの一つになるでしょう。

  • 株式会社アジタス BeMARKE事業部長/ナビゲーター

    山下 航希

    コンテンツマーケティングを軸にしたリード獲得をベースに、営業体制のDXコンサルティングを主導。エンタープライズ企業のマーケティング体制整備の実績あり。

※参考 URL:【マツリカ】日本初(※1)海外で注目の新セールステック、デジタルセールスルーム領域の「DealPods(β版)」を公開|営業も購買者も幸せにするオールインワン商談プラットフォーム


この記事を書いた人

BeMARKE編集部
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BeMARKE(ビーマーケ)は、BtoBマーケティングの課題解決メディアです。 BtoBマーケティングのあらゆる局面に新しい気づきを提供し、リアルで使える「ノウハウ」を発信します。

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