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皆さん、普段の業務に「ChatGPT」を活用していますか？ 2022年11月に公開されてからさまざまな媒体で、ChatGPTを活用した業務効率化の方法が紹介されています。メール配信もChatGPTを活用することで楽に運用することができる業務の1つです。
そこで今回は、私たち、メールマーケティングサービスを提供する「配配メール」が実際に検証したメール配信業務におけるChatGPTの活用方法をご紹介します。
まず初めに、メール配信のどのような場面でChatGPTを活用できるかをご紹介します。
一人ひとりのユーザーに最適化したコンテンツを送る上でセグメント配信は有効な手段です。しかし、「どのような情報でセグメントすると良いのだろう」と悩んだことはありませんか？ そんな時はChatGPTを活用して、セグメントのアイディアをもらうことができます。
一般的にどのような情報でセグメントするのかといったざっくりした提案はもちろん、メール配信の目的やゴールを入力することで、より実用的なアイディアをもらうことができます。
件名や本文の作成に時間がかかるという方は多いでしょう。
ChatGPTにメール配信の目的やターゲット情報を与えることで、キャッチ―な件名や本文を作成をしてくれます。
指示を出す際に、文字数や文体についての条件をつけておくと、より精度の高い回答が得られます。
後述の「すぐに使えるプロンプトを大公開」で具体的な内容を紹介しておりますので、ぜひご参考ください。
ステップメールは、シナリオ通りに自動でメールを配信できる便利な手法ですが、このシナリオ作りに苦戦する人も多いでしょう。
ステップメールの目的やターゲットの情報、商品購入やサンプル申し込みといった起点となるタイミングを与えれば、起点となる日から何日後にどんなメールを送ると良いかを提案してくれます。
「どのようなコンテンツを送ろう…」「どんなコンテンツなら興味を持ってもらえるんだろう」というよくある配信担当者の悩みもChatGPTで解決できます。
を与えることで、どのようなコンテンツを提供すると良いか提案してくれます。
メールのコンテンツとしてだけではなく、今後作成するコンテンツ案としても活用できます。
ここからは、コピペですぐに使えるプロンプトをご紹介します。
どのような回答が得られるかもお見せしますので、ご参考ください。
一般的にはどのような情報でセグメントするのかざっくりしたアイディアがほしいときと、自社のメール配信目的やターゲットを考慮したアイディアがほしいときの2パターンをご紹介します。
あなたはメールマーケティングのプロです。
顧客の属性ごとに適した情報を提供するために、セグメント配信をしようと思います。
どのような情報でセグメントすべきか項目を列挙してください。
【回答例】
あなたはメールマーケティングのプロです。
セグメント配信をする上で、どのような情報でセグメントすべきか提案してください。
提案する上で、#メール配信の目的や#商材などの情報を考慮してください。
#メール配信の目的
（メール配信の目的を入力）
#商材
（自社商材を入力）
【ポイント】
より自社に合った回答がほしい場合は、ターゲット情報を追加で付与してみるのも良いでしょう。
【回答例】
件名と本文を作成するときのプロンプトを紹介します。
あなたはメールマーケティングのプロです。
#本文に合うメールの件名を10個提案してください。
作成する際は、#条件を考慮してください。
#条件
・件名の文字数は25文字以内にすること
・メールを読みたいと思う魅力的な件名にすること
（その他入れてほしいワードなど条件があれば追加）
#本文
（メール本文を入力）
【ポイント】
件名と本文の両方をChatGPTに作成してもらう場合は、先に本文を作成し、「このメルマガに合う件名を作成して」と会話形式で作成するのがおすすめです。
【回答例】
記事コンテンツを紹介するメルマガ用のプロンプトです。セミナー集客など別目的のメールを作成する場合は、プロンプトの#メールの目的を変更し、#参考情報にセミナーの日程や概要などをまとめることで流用いただけます。
あなたはメールマーケティングのプロです。
以下の内容に従って、メルマガの本文を作成してください。
#メールの目的
記事を読んでもらうこと
#ターゲット
（ターゲット情報を入力）
#参考情報
紹介する記事のタイトル：（記事タイトルを入力）
紹介する記事のリード文：（記事のリード文を入力）
#条件
本文は200文字以内にすること
簡潔でわかりやすい文章にすること
本文はですます調にすること
適切なコール・トゥ・アクションを入れること
（その他追加したい条件があれば追加）
【回答例】
ステップメールのシナリオを作成するときのプロンプトをご紹介します。
あなたはメールマーケティングのプロです。以下の項目を考慮して、ステップメールを作成してください。
#メルマガを配信する目的
（メルマガの目的を入力）
#ターゲット
（ターゲット情報を入力）
#購入メリット
（購入することで得られるメリット）
#起点となるタイミング
（起点となるタイミングを入力）
#条件
・件名は25文字以内にすること
・本文は200文字程度にすること
・ステップメールの回数を3～5通におさめること
・提案したメールの内容を（起点となるタイミング）から何日後に送るかを記載すること
【ポイント】
購入を促すステップメールを配信する場合は、#購入メリットにターゲットが得られるメリットを記載しましょう。この内容はステップメールの配信目的によって表現を変える、もしくは削除してご活用ください。
【回答例】
メールコンテンツを提案してほしいときに使えるプロンプトを紹介します。
あなたはメールマーケティングのプロです。
#メルマガの目的や#ターゲットの内容を考慮して、目的を達成するためには顧客にどのような情報を届けるべきか、具体的なコンテンツ案を出してください。
#メルマガの目的
（メルマガの目的を入力）
#商品
（メルマガの目的に合わせて必要な情報を入力）
#ターゲット
（ターゲット情報を入力）
【回答例】
最後に、ChatGPTを活用する上で気を付けたいポイントをご紹介します。
ChatGPTを活用することでアイディア出しから、文章の作成まで楽に行うことができますが、すべて内容が正しいとは限りません。
誤った情報が入っていることもあれば、不自然な文章になっていることもあります。
あくまでも回答は「たたき」であることを理解して、最終的には人の目で校正・校閲を行うようにしましょう。
ChatGPTに送信した情報は、学習データとして利用されることがあります。
また、開発者にその情報が見られることもあるため、社外に漏れたら困る機密情報や個人情報などは入力しないよう注意が必要です。
場合によっては情報漏洩として大きな問題に発展する可能性もあります。
メールマーケティングは、継続的に行うことで成果が見込める施策です。そのためには、できるだけ業務を効率化して、運用を続けられる体制を構築するのがおすすめです。
本記事でご紹介したようにChatGPTを活用することで楽になる業務がたくさんありますので、ぜひ試してみてください。
このほかにも配配メールでは、私たちが実際に運用するなかで生み出した運用ノウハウを提供しています。メール配信の運用にお悩みの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
「配配メール」は、メールマーケティングを科学し、実践的なノウハウを提供するメールマーケティングサービスです。メールマーケティングのトレンドや事例を研究・検証し、成果の出た運用ノウハウや成功事例を配配メールを通じて提供し、お客様の成果最大化を支援します。
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