ニュース解説
pickupon株式会社が提供する、会話サマリーAI電話「pickupon(ピクポン)」が、Excelからのクリックコールのサポートを開始したことを発表しました。これにより、さらに多様なコールリストへの対応が可能となり、営業活動の効率化を促進します。
「pickupon」は、AIが、電話で話した内容のサマリーを、テキストと音声で作成し、自動入力・共有するサービスです。顧客との会話内容を、自動でチームのワークスペース(CRM・SFAなど)へシェアします。
これにより、営業やカスタマーサポートの、入力にかかる作業コストを大幅に削減することができ、架電作業における入力漏れを防ぎます。
テキストと音声の一次情報を残すことができ、確認したいコールを一瞬で確認、共有できることから、営業活動のブラックボックス化問題を解決します。顧客とのやり取りを部署内にスムーズに共有できナレッジを蓄積することで、営業活動の属人化を防ぐことができます。
連携可能ツールは、Senses、Salesforce、HubSpot、Googleスプレッドシート、Slackです。
※Webhookを介して各社で作成されたシステムとの連携可能
今回、Excelに関数を入力することで、Excelからもワンクリックで「pickupon」を使いコールできるようになります。Excelからクリックコールできるようになることで、より幅広いコールリストに対応でき営業活動の効率化を促進します。
これまで、スプレッドシートからのクリックコールに対応していたところを、Excelからのクリックコールにも対応できるようにサポートを開始したそうです。ユーザーが使用するExcelに合わせて、「pickupon」と連携できるように無償でサポートするとのことです。
MAやSFA/CRMの導入が進むなか、営業活動やプロジェクトの管理にExcelを活用している企業は少なくないでしょう。
また、架電担当者にコールリストを渡す際など、セキュリティの観点から、Excelを使う必要がある場合もあります。
今回のpickuponのExcel連携は、そのようなニーズに応える機能追加といえます。
SFA/CRMが「脱Excel」を提唱しているなかで、Excel活用の新たな手法として注目のツールといえます。