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Webライティングの始め方ガイド|初心者向けのコツから役立つ資格・本までプロが解説

Webライティングの始め方ガイド|初心者向けのコツから役立つ資格・本までプロが解説

Webライティングは誰でも始められますが、多くの方に読んでもらうためには相応のスキルが必要です。しかし初めてWebコンテンツの文章を書く場合、「どのような点に注意すれば良いか」など疑問に思うこともあるでしょう。

本記事ではWebライティングの始め方や、初心者が押さえておきたい15のコツを解説します。紙媒体・SEOライティングとの違いや役立つ資格のほか、書き方などを学べる本もあわせて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.Webライティングとは?

まずはWebライティングとは何か、基礎知識について解説します。混同されやすい紙媒体との違いや、SEOライティングとの関係性もあわせて見ていきましょう。

Web記事に掲載する文章を書く行為

WebライティングとはWeb記事に掲載する文章を書く行為であり、インターネットやSNSが普及した現代では非常に高い需要のある作業です。スマホユーザーも急増し、パソコンだけでなくスマホからでも見やすい・読みやすい記事の作成が求められます。

ただし一口にWeb記事と言っても、種類はさまざまです。具体的には下表のようなものが挙げられます。

Web記事の種類 特徴 作成難易度
課題解決記事 特定の悩みや課題を解決できるよう、ユーザーに対して有益かつ客観的な情報を提供する記事 中~高
コラム記事 個人の意見や見解を中心に、特定の話題について深く掘り下げる記事 低~中
ニュース記事 最新の出来事や情報を伝えるために、速報性と事実確認が重要になる記事
商品紹介記事 特定の商品やサービスについての詳細情報を提供し、読者の購買意欲を引き出す記事
まとめ記事 特定のジャンルに属す商品やサービスについて、比較情報をまとめた記事 低~中
取材記事 実際に現場を訪れて得た情報やインタビュー内容を基に作成する記事

いずれもクオリティを突き詰める場合は、作成難易度が上がるのは変わりありません。初心者であれば自分の気持ちをのびのびと書きやすいコラム記事か、既存の情報を整理するまとめ記事が取りかかりやすいといえるでしょう。

紙媒体のライティングとの違い

Webライティングと紙媒体のライティングの違いは、下表の通りです。

Webライティング 紙媒体のライティング
ターゲット読者像 ・答えをすぐに知りたい
・とりあえず要点だけ把握したい
・じっくり読みたい
・特集や企画で手にした
・保存しておきたい など
掲載できる情報の量 ・制限は特にない ・制限がある(ページ数に限りがある)
レイアウトの自由度 ・高い ・中等度

Webライティングは掲載可能な情報量が多く、レイアウトも自由に設定できます。ただしユーザー目線の設計が大切になる点は、共通しています。同じ情報をWeb・紙媒体の双方に公開する場合は、それぞれの掲載スタイルに合わせてレイアウトを変えるなどの工夫が必要です。

SEOライティングとの関係性

WebライティングはSEOライティングを内包する、いわば上位概念です。一昔前までは、次のような違いがありました。

  • Webライティング=ユーザーファースト
  • SEOライティング=検索エンジンファースト

これらの違いにより、SEOを意識しすぎた記事は読みにくいものも見られました。しかし現在は、検索エンジンもユーザーファーストで作られた記事を評価するようになっています。

SEOライティングの基礎知識について学びたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

関連記事:「SEOライティングとは?初心者必見!プロも使う11のコツ

2.Webライティングの始め方【5STEP】

Webライティングの始め方を、5つのステップに分けて解説します。

  • 【1】ユーザー理解を深める
  • 【2】リサーチする
  • 【3】アウトラインを作る
  • 【4】実際に書く
  • 【5】推敲する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1】ユーザー理解を深める

読まれる文章を書くためには、読み手のニーズの理解が必要です。Web記事を読むユーザーは、紙媒体よりもスピードを重視します。極端に言えば、すべての記事を読まない読者も少なくありません。

  • 自分が知りたい答えの部分だけ読む
  • ファーストビューで「この記事には答えがなさそう」と感じたら直帰する など

記事を読んでもらうためには、ファーストビューで答えが分かりそう、読みやすそうと思ってもらうなどの工夫が必要です。

具体的なコツは次項の「3.【初心者向け】読まれるWebライティングの15のコツ」を、ぜひ参考にしてみてください。

【2】リサーチする

ユーザー理解を深めたあとは、執筆するテーマの最新情報や周辺知識を入念にリサーチしましょう。この工程で集めた情報は、次項の「【3】アウトラインを作る」に生きてきます。

同時に「同テーマやキーワードについて調べるのは、どのような人か」といったペルソナや、「何を求めて検索しているのか」などのニーズを分析することも大切です。ペルソナの基本的な作り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

関連記事:「ペルソナの作り方とは?徹底解説【無料設定シートダウンロード】

【3】アウトラインを作る

【2】で集めた情報を基に、記事の骨格になるアウトライン(構成案)を作りましょう。この工程で主に決めておきたいのは、以下の3つです。

  • 記事のタイトル
  • 見出し
  • 見出しごとのおおまかな内容 など

上記をあらかじめ設定しておくと、執筆を進める途中で方向性がぶれる、論理展開のズレが生じるといった事態を防げます。

【4】実際に書く

アウトラインが決まったら、結論ファーストを意識しつつ記事の内容を書き進めます。各Webサイトごとに設定されているレギュレーション(執筆上のルール)を守ることも大切です。

またどのような記事を書く場合でも、コピペやリライトはご法度になります。法的に問題があることに加え、クライアントだけでなく、ユーザーや検索エンジンからの評価が下がるためです。【2】で集めた情報などはあくまでも参考程度にとどめ、文章そのものは自分の言葉で作成しましょう。

【5】推敲する

執筆が完了したら、論理展開や誤字脱字を確認する推敲の工程に入ります。確認方法の例は、次の5つです。

  • 音読する
  • 音声出力したものを聞く
  • 印刷して読む
  • 一晩置いて読む
  • 他の人に読んでもらう など

推敲する際には、以下の3つを意識してチェックしてください。

  • 分かりにくい言葉や表現はないか
  • 見出しやタイトルに合った内容か
  • はじめに想定したユーザーが持つ疑問を解決する内容か など

なおメディア寄稿の場合は編集・校正が入りますが、品質向上に努めるのはライター自身の責務でもあります。書きっぱなしで他人任せの記事にならないよう、推敲は入念に行いましょう。

3.【初心者向け】Webライティングで押さえたい15のコツ

ここではWeb記事を読むユーザーの特徴を踏まえて、読まれる文章のコツを解説します。

  • 見やすい文章を書く6つのコツ
  • 読みやすい文章を書く7つのコツ
  • 充実した内容の文章を書く2つのコツ

なおそれぞれ例文もあわせて紹介しているため、Webライティングスキルを向上させたい方はぜひ参考にしてみてください。

見やすい文章を書く6つのコツ

見やすく、ユーザーにストレスを感じさせない文章のコツは、主に次の6つです。

  • 一文は原則60文字前後にとどめる
  • 2~3行に1回は空改行を挟む
  • 箇条書きや表を使う
  • 写真やイラストを挿入する
  • 漢字とひらがなを使い分ける
  • 文字自体の見やすさにも配慮する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

一文は原則60文字前後にとどめる

NG例 OK例
WebライティングとはWeb記事に掲載する文章を書く行為で、
インターネットやSNSが普及した現代では非常に高い需要がある作業で、
スマホユーザーも急増しているため、パソコンだけでなくスマホからでも 見やすい・読みやすい記事の作成が求められます。(119字)
WebライティングとはWeb記事に掲載する文章を書く行為であり、 インターネットやSNSが普及した現代では非常に高い需要がある作業です。(66字)

スマホユーザーも急増しており、パソコンだけでなくスマホからでも 見やすい・読みやすい記事の作成が求められます。(54字)

Webライティングの場合、一文は原則60文字前後にとどめましょう。上記のNG例のように、長すぎる文章は読みにくさを増長させる原因になります。

ただし記事のターゲットや内容によっては一文30字〜100字と、許容範囲はさまざまです。例えば日常ブログなどは30字、専門性が高い記事などは60〜80字以上が多い傾向にあります。

見やすさを意識する場合は適切に句読点を打ち、場合によっては一文にまとめる、または二文に分けるといった工夫を施していきましょう。

2~3行に1回は空改行を挟む

NG例
空改行のNG例
空改行のNG例
OK例
空改行のOK例
空改行のOK例

2〜3行に1回は空改行を挟むと、文章やコンテンツの区切りが視覚的に分かりやすくなります。逆に空改行がない場合、ユーザーは答えにたどり着きにくいばかりか、パッと見ただけでストレスを感じてページを閉じてしまいます。

Webデザインと同様に、Webライティングも余白を上手に活用して視認性を高めましょう。

箇条書きや表を使う

NG例
表を使わない場合の例
表を使わない場合の例
OK例
表の例
表の例

箇条書きや表は、ユーザーの求める答えを見やすく提示する際に重宝します。3つ以上の並列情報を記載する、あるいは手順を示す際は箇条書きを使用すると良いでしょう。

また比較項目が複数ある場合は、表の活用がおすすめです。もちろん上記の例を見ると分かるように、文章で記載するのも悪くはありません。ただし「ユーザーが素早く答えにたどり着けるように」という点を意識するなら、OK例の方がより適しているといえます。

写真やイラストを挿入する

記事で取り上げる内容によっては、写真やイラストを挿入した方がユーザーの理解を促しやすい場合があります。また文章ばかり続くと発生するストレスも、画面をスクロールするなかで適度に映し出される画像により軽減できます。

準備できる場合は独自の写真・イラストで、オリジナリティを出していきましょう。

漢字・カタカナ・ひらがなを使い分ける

NG例 OK例
Webの執筆は掲載可能な情報量が多く、構図も自由に設定出来ます。但し読者目線の設計が大切になる点は共通です。 Webライティングは掲載可能な情報量が多く、レイアウトも自由に設定できます。ただしユーザー目線の設計が大切になる点は共通です。

漢字の含有率が高い文章は「難解で読みにくそう」というイメージを与えかねないため、適宜ひらがなに変換することも大切です。基本的には次のような場合、ひらがな表記を採用します。

  • 日頃目にする表記のうち、ひらがなが多い場合
  • 常用漢字表に載っていない漢字を使う場合
  • ひらがなの方が読みやすそうと判断できる場合 など

ただし寄稿するメディアによってルールが異なるケースもあるため、臨機応変に対応しましょう。

文字自体の見やすさにも配慮する

NG例
文字のNG例
文字のNG例
OK例
文字のOK例
文字のOK例

文字自体の見やすさは、次のような要素が影響します。

  • 背景色とのコントラスト
  • サイズ
  • 装飾 など

上記の例では同じ文字サイズ・装飾(太字)ですが、背景色が異なるだけで非常に見にくくなっています。文字のサイズや色などは入稿画面であらかじめ確認し、適したものをルール化しましょう。

読みやすい文章を書く7つのコツ

読みやすく、ユーザーの理解を促す文章のコツは、主に次の7つです。

  • PREP法やSDS法を使う
  • 削っても意味が通じる言葉は省略する
  • ターゲットユーザーに合わせた表現を用いる
  • 主語と述語がねじれないようにする
  • 修飾語の位置を調整する
  • 文末表現の重複を避ける
  • 助詞(てにをは)を正しく使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

PREP法やSDS法を使う

NG例 OK例
Webライティングの一文は記事のターゲットや内容によって30字〜100字と幅広く、日常ブログは30字、専門性が高く固有名詞の長い記事などは60〜80字といったものも少なくありません。

ただし一文が長すぎると読みにくくなるのは、ごく自然なことです。適切に句読点を打ち、場合によっては一文にまとめたり、二文に分けたり、いろいろと工夫すると良いでしょう。

上記を踏まえると、60字前後が最も読みやすい長さといえます。
Webライティングの場合、一文は原則60字前後にとどめましょう。上記のNG例のように、長すぎる文章は読みにくさを増長させる原因になります。

ただし記事のターゲットや内容によっては一文30字〜100字と、許容範囲はさまざまです。例えば日常ブログなどは30字、専門性が高く固有名詞の長い記事などは60〜80字以上が多い傾向にあります。

見やすさを意識する場合は適切に句読点を打ち、場合によっては一文にまとめる、または二文に分けるといった工夫を施していきましょう。

Webライティングでよく用いられる論理展開の手法として、PREP法やSDS法があります。いずれも下表のように、結論ファーストの形です。

PREP法

・Point(結論)

・Reason(理由)

・Example(具体例)

・Point(再結論)

SDS法

・Summary(要点)

・Details(詳細)

・Summary(要点)

答えを早く知りたいWeb記事のユーザーに満足してもらうためにも、PREP法とSDS法は最低限身に付けておくことをおすすめします。なおPREP法のメリット・デメリットや、活用例を知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

関連記事:『PREP法とは?相手に「伝わる」文章構成を例文と共に分かりやすく解説

削っても意味が通じる言葉は省略する

NG例 OK例
Webライティングとは、Web記事に掲載する文章を執筆する行為です。このWebライティングという行為は、インターネットやSNSが普及した現代で、非常に高い需要がある作業です。

またスマホユーザーも急増し、パソコンだけでなくスマホから見る人も多くなっています。そのためパソコンはもちろん、スマホからでも見やすい・読みやすい記事の作成が求められます。
WebライティングとはWeb記事に掲載する文章を執筆する行為であり、インターネットやSNSが普及した現代では非常に高い需要がある作業です。

スマホユーザーも急増し、パソコンだけでなくスマホからでも見やすい・読みやすい記事の作成が求められます。

下記のような言葉は削っても意味が通じる場合、積極的に省略するとよりシンプルな文章に仕上げられます。

  • 二文以上にわたって連続した主語
  • こそあど言葉(指示代名詞)
  • 冗長表現(~することができる※1、など)
  • 接続詞 など

※1違和感がない限り「~できる」など、より簡潔な言葉に置き換えられる

特に一文の長さを短くしようと、二文に分けた際などに文章がくどくなりやすいため注意しましょう。

ターゲットユーザーに合わせた表現を用いる

NG例 OK例
アウトラインが決まったら、結論ファーストを意識しながら記事の内容を書き進めます。メディアに寄稿する場合は、品質担保のために設定されているレギュレーションを守ることが大切です。 記事の構成が決まったら、結論ファーストを意識しつつ記事の内容を書き進めます。メディアに寄稿する場合は、レギュレーション(※)を守ることも大切です。

※品質担保のために設定されている執筆上のルール

記事作成前に設定したターゲットユーザーに合わせて、表現を調整する、あるいは注釈を設けることも大切です。初心者をターゲットにする場合は前提知識も丁寧に解説し、専門用語は噛み砕いた言葉に変えます。

一方上級者向けの内容では、用語の解説をいちいち挟んでしまうと逆にうとましく感じ、離脱につながりかねません。記事の内容を届けたい相手は、構成案の作成中だけでなく執筆中も常に意識しましょう。

主語と述語がねじれないようにする

NG例 OK例
Webライティングとは、Web記事に掲載する文章を書きます。 Webライティングとは、Web記事に掲載する文章を書く行為です。

主語と述語とで視点が異なると、文章を読み進めるユーザーに混乱とストレスを与えてしまいます。上記のNG例では主語がWebライティング、述語は執筆者の視点です。30字以下の一文ですが、瞬間的に疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

特に一文が長くなるとねじれが生じやすいため、主語と述語はなるべく近くに置きましょう。

修飾語の位置を調整する

NG例 OK例
効果的な読者を引きつけるWebライティング 読者を引きつける効果的なWebライティング

情報を正確に伝えるためには修飾語を被修飾語の近くに書き、かつ複数ある場合は長い言葉から順に記載することが大切です。NG例は「効果的な」を先に置いたことで、その意味が「読者」にかかってしまっています。

上記はWebライティングに限らず、紙媒体でも同様のルールであるため、基本的な文法として押さえておきましょう。

文末表現の重複を避ける

NG例 OK例
Webライティングとは、Web記事に掲載する文章を書く行為です。インターネットやSNSが普及した現代では、非常に高い需要がある作業です。

スマホユーザーも急増し、パソコンだけでなくスマホからでも見やすい・読みやすい記事の作成が必要です。
WebライティングとはWeb記事に掲載する文章を書く行為であり、インターネットやSNSが普及した現代では非常に高い需要がある作業です。

スマホユーザーも急増し、パソコンだけでなくスマホからでも見やすい・読みやすい記事の作成が求められます。

同じ文末表現が続きすぎると、小学生の作文と同じ稚拙さを感じさせかねません。リズムも悪くなり、読みにくさが倍増します。

文末表現は多くても2回にとどめ、3回目は異なる言葉を使いましょう。それぞれの文章が短い場合は一文にまとめ、文末自体を減らすのも1つの方法です。

助詞(てにをは)を正しく使う

NG例 OK例
一口にWeb記事と言っても、種類がさまざまです。 一口にWeb記事と言っても、種類はさまざまです。

言葉のつながりやニュアンスに違和感が生じないよう、助詞は正しく使いましょう。ただし初めから100%正確に使用することは、容易ではありません。さまざまな文章を読みながら、少しずつ身に付けることを意識してみてください。

充実した内容の文章を書く2つのコツ

充実した内容の文章を書くコツは、主に次の2つです。

  • 一次情報を重視する
  • 自身の内面を磨く

それぞれ詳しく見ていきましょう。

一次情報を重視する

Webライティングでは一次情報を積極的に盛り込み、競合サイトなどと差別化を図ることも大切です。例えば下記に挙げる情報はユーザーに新たな知見を与え、満足度の向上につながります。

  • 権威のある組織の調査報告書(官公庁など)
  • 独自のアンケート調査
  • インタビューで聴取された内容 など

なお文言や画像を引用する場合は掲載元を明記し、外部リンクも忘れないようにしましょう。

自身の内面を磨く

Webライティングスキルをより一層成長させたい方は、テクニックの習得だけではなく、精神面の成長にも時間をかけてみてください。「文は人なり」ということわざがあるように、内面を磨くほど表現力も豊かになるためです。

例えば精神面を成長させる方法として、次のようなものが挙げられます。

  • 読書
  • 日記
  • 瞑想
  • 自然や音楽などと触れ合う美的体験
  • 他人とのコミュニケーション など

文章力を高めたい方はアウトプットだけでなく、時にはインプットにも時間をかけて自身の成長に生かしましょう。

4.Webライティングの上達に役立つ資格3選

Webライティングの上達に役立つ資格は、主に次の3つです。

  • Webライティング能力検定
  • Webライティング実務士
  • Webアソシエイト

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Webライティング能力検定

試験内容 ・文章表現の基礎知識
・SEOの知識
・Webライティングに関連する倫理や法律 など
受験費用 13,500円(税込)※2
試験日 年2回(2023年は8月27日と11月26日に開催予定)
試験地 全国17か所(東京、札幌、京都など)
合格基準 ・1級:80~88点
・2級:70~79点
・3級:53~69点
・資格なし:53点以下

※2中高生や大学生、短大生は50%割引の6,750円で受験可能/2年ごとに更新費用として12,000円が必要

Webライティング能力検定は、一般社団法人日本Webライティング協会が主催する検定試験です。1級から3級まであり、それぞれの取得レベルは次のようになっています。

  • 1級:Webライティングにおけるトップレベルのスキルを持つ
  • 2級:一般的な仕事を進める上で十分なスキルを持つ
  • 3級:一般的な仕事を進める上で最低限のスキルを持つ

個人だけでなく部署単位で受験し、従業員のWebライティングスキル向上を図っている企業も少なくありません。公式テキストや動画講座セットなども展開されており、より自分に合った方法で学習できる点も大きなメリットといえるでしょう。

Webライティング実務士

試験内容 ・文章の基本的なルール
・クラウドソーシングを活用した仕事の進め方
・SEOの知識 など
受験費用 教材費32,000円(税込)※3
本試験受験料6,000円(税込)
試験日 毎月1回
試験地 在宅受験
合格基準 以下のうち、8割以上正答
・基礎編25問
・実践編25問
・文章作成の実技試験4問

※3テキストや問題集などの教材費込み/認定カードなどの発行には、別途3,000円が必要

Webライティング実務士は、日本クラウドソーシング検定協会(CPAJ)が主催する検定試験です。ヒューマンアカデミー・たのまなの認定取り扱い講座のため、教材は同サイトから購入できます。

学習中に生まれた疑問は、窓口へのメールを通じて講師から回答をもらえます。質問回数に制限がないため、プロのサポートを受けながらWebライティングを学びたい方にもおすすめです。

Webアソシエイト

試験内容 ・Webの基礎知識
・プロジェクトマネジメント
・Webマーケティング など
受験費用 10,000円(税込)※4
試験日 年末年始を除く毎日(試験地によって異なる)
試験地 ・会場受験:全国
・リモート受験:1人で受験できる場所
合格基準 正解率7割以上

※4団体受験などでは割引チケットの利用が可能

Webアソシエイトは、株式会社ボーンデジタルが主催する資格試験です。受験方法は会場とリモートの2つがありますが、いずれもパソコンに表示された問題を解答するCBT方式になります。

Webライティングに直結する資格ではありませんが、仕事を進める上で必要なWebリテラシーについて学べます。Webライティングを本業・副業にしたい方は、本資格の取得に向けた学習を通して業務遂行に必要な基礎知識を学ぶと良いでしょう。

5.Webライティングを学べる本3選

最後にWebライティングについて学べる本を、3冊紹介します。

  • 『新しい文章力の教室』
  • 『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
  • 『沈黙のWebライティング』

それぞれ詳しく見ていきましょう。

『新しい文章力の教室』

『新しい文章力の教室』は、ニュースサイト・ナタリーの初代編集者である唐木元さんが執筆したWebライティングの本です。次のような項目について、ナタリー式と銘打った実践的なテクニックを解説しています。

  • 文章構成の準備
  • 音読や黙読による推敲
  • 完読に向けた文章の調整 など

特にニュース記事は、基礎的な知識や手順についても解説しています。Webライティングの基本を学びたい方はもちろん、ニュースサイトでの執筆を目指す方にもおすすめの1冊です。

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』はタイトルからも分かる通り、さまざまな書籍から文章作成における重要なスキルを抽出・集約した本です。ランキング形式で紹介される文章術のうち、TOP5は次のように紹介されています。

  • 1位:文章はシンプルに
  • 2位:伝わる文章には「型」がある
  • 3位:文章も「見た目」が大事
  • 4位:文章は必ず「推敲」する
  • 5位:「分かりやすい言葉」を選ぶ

上記に続き、重要スキルは40位まで掲載され、それぞれポイントや実践のコツが分かりやすくまとまっています。Webライティングの学習にあまり時間を割けない方は、この1冊で効率的に学ぶのも良いでしょう。

『沈黙のWebライティング』

「沈黙のWebライティング」はストーリーを楽しみながら、解説パートで文章作成のノウハウを詳しく学べる本です。主人公は旅館を営む姉とその弟であり、「Webサイトへのアクセス数が少なく困っている」という状況から話は始まります。解説パートで学べるのは、次のような内容です。

  • 分かりやすい文章を書くためのポイント
  • SEOを意識したコンテンツづくり
  • バズにつながるコンテンツ作成のコツ など

本の背幅は約3cmと非常に分厚くなっていますが、本書自体が読みやすさを強く意識した形になっているため、読了は難しくありません。特にWebライティングとともに、SEOも学びたい方におすすめの1冊となっています。

6.まとめ

WebライティングとはWeb記事に掲載する文章を書く行為であり、誰でも始められる作業です。しかしユーザー満足度の高い記事に仕上げるためには、相応のスキルが必要になります。

一口にWeb記事と言っても、課題解決やニュースの伝達など目的はさまざまです。とはいえ記事の種類にかかわらず、見やすく読みやすい、かつ内容が充実するように工夫するのには変わりありません。

インターネット上で情報発信したい方は、Webライティングのスキルを磨いていきましょう。


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この記事を書いた人

アイランド暁子
アイランド暁子

広報コンサルティング、上場企業の広報宣伝部、人事部のマネージャーを経て独立。海外移住をきっかけにライターを始める。10年以上企業のオフィシャルサイト、マーケティング・人事系のサイトや記事制作に多数関わる。BeMARKEの理念に惹かれ編集部に在籍中。

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