ニュース解説
「AIアナリスト」がGA4とGoogleサーチコンソールのデータを自動で紐づけるSEOレポート(GA4)機能を追加
株式会社WACULは「AIアナリスト」にGA4のデータとGoogleサーチコンソールのデータを自動紐づけして分析する「SEOレポート(GA4)」機能のフルバージョンをリリースしたことを発表しました。これにより、手間のかかるSEO施策の分析を自動化し、デジタルマーケティングのPDCAプロセスの高速化を期待できます。
「AIアナリスト」とは
データ分析を自動的に行い、改善提案から実行施策の成果測定まで、マーケティングのPDCAサイクルを自動化するマーケティングツールです。ツールを活用することでマーケターは、マーケティング業務を効率化し戦略的なタスクに集中できます。
「SEOレポート(GA4)」の特長
「SEOレポート」は、自然検索に関する主要な指標(訪問数、CV数、クリック数など)の推移と進捗を確認できる機能です。GA4とGoogleサーチコンソールのデータを統合的に分析することで、訪問やCVに影響を与えているキーワードやページを簡単に特定できます。
「SEOレポート」の主な機能
- 分析期間:「今月の進捗」「月次」「週次」「カスタム」の4つの期間を切り替えて表示可能。
- 主要指標サマリ:自然検索流入の訪問・CV・CVRの値と前期比をパネルで表示。
- 主要指標の推移:自然検索流入の訪問・CV・CVRと検索媒体上のクリック数・表示回数の推移をグラフで表示。
- ページ毎の自然流入サマリ:自然検索から多くの訪問を受けているページの訪問数やCV数などを確認可能。
- 検索キーワードサマリ:クリック数が多いキーワードの順位の推移や表示回数、クリック数、クリック後(=サイト流入後)の予測CV/CVRを表示。
株式会社WACULは、今後もAIアナリストの他の機能についてもGA4への対応を進めていく予定とのことです。
BeMARKE編集部の注目ポイント
SEOレポート機能追加によって、マーケターはこれまで手作業で行われていたSEO施策の分析作業を自動化でき、マーケティング戦略の改善や最適化に集中できるようになるでしょう。
また、自然検索からの訪問数やCV数、CVRの変遷を簡単に把握できます。キーワードやページごとの成果についても、直感的なレポートを通じて把握できるため、効果的な意思決定が可能です。
ツール活用による主要な自然検索指標の迅速な確認と、それに基づく効果的な戦略立案に期待できるでしょう。
※参考URL:『AIアナリスト』にGoogleアナリティクス4(GA4)のデータとGoogleサーチコンソールのデータを自動紐づけして分析する「SEOレポート(GA4)」機能をリリース
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