お悩み回答

オウンドメディアの立ち上げ期のアクセス獲得と広告運用【お悩み回答】

オウンドメディアの立ち上げ期のアクセス獲得と広告運用【お悩み回答】

BtoBマーケティングのお悩みに回答する本企画。今回は、オウンドメディア立ち上げ期の成果獲得と広告運用の効果について、BeMARKEナビゲーターの桂木がお答えします。

オウンドメディアの立ち上げ期のアクセス獲得と広告運用【お悩み】
オウンドメディアの立ち上げ期ですが、検索エンジンからの評価を受けられず自然検索だけではなかなか集客が難しいです。正直このままの方法を続けていて成果につながるか不安です。初期の集客を加速させる方法はありますか?広告出稿なども検討した方が良いでしょうか。

目次

成果達成までの期間次第

いつまでにどの程度の成果を出していきたいのかによって、広告を利用するかの判断も変わります。

前提として自然検索からの流入を狙う施策は、SEOの性質上成果の獲得まで時間がかかります。方法に問題がなくとも成果がでるまで、3ヵ月から6ヵ月かかります。運営されている担当者の方は、目に見える成果がないままで立ち上げ期の数カ月を過ごす必要があり、負担ではありますが信じてつづけてください。

立ち上げ期からPDCAを回すなら広告運用が有効

その中で施策候補に挙げていただいている広告施策は、お金をかければある程度流入の数をコントロールできる成果を出しやすい施策です。

また、それ以上にオウンドメディア運用のPDCAを回す上でメリットがあります。リスティング広告であれば出稿している検索キーワードでのクリックやコンバージョンの状況を簡単に計測できます。つまり想定していたターゲット像や抱える課題と、実際に検索キーワードで検索する人物像とのズレを早期に検証ができます。通常一定数の流入が必要になる、つまり3ヵ月から6ヵ月ほどかかる想定ターゲットの仮説検証を、立ち上げ期から始めることができます。

マーケティングへの取り組みの初期からWebマーケティングの成果を社内に示したり、改善策を示したりする必要があるなら、初期の3ヵ月ほどは広告施策を行い、一定の流入とコンバージョンを狙うのが有効です。


この記事を書いた人

桂木 圭介
桂木 圭介 | BeMARKEナビゲーター

無料で課題診断ができる「BeMARKEナビゲーター」の一人。 内部対策とコンテンツの両輪でのSEO対策を中心に、幅広い業種業界のWebマーケティング支援を経験しており、Webサイトからの案件創出に知見がある。上級ウェブ解析士。

著者の最新記事

もっと読む >