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プレイド社が「KARTE Craft」の提供を開始。顧客起点の機能開発をサーバレスで実現

プレイド社が「KARTE Craft」の提供を開始。顧客起点の機能開発をサーバレスで実現

株式会社プレイドは、サーバレスで独自のKARTEの機能を開発できる新プロダクト「KARTE Craft(カルテ クラフト)」の提供を開始したことを発表しました。「KARTE Craft」は、CXプラットフォーム「KARTE」をベースにKARTEに存在しない独自の機能やアプリケーションをサーバレスで開発可能とします。

目次

「KARTE Craft」の特長

「KARTE Craft」は、リアルタイム解析データをトリガーとする独自機能やアプリケーションの開発を容易にします。既存システムや外部サービスと連携させることで開発・運用コストを削減し、顧客起点のサービス実現をサポートします。

「KARTE Craft」の特長

自由度の高いトリガー設定が可能で、エンドユーザーの行動やKARTEのデータ連携機能にまつわるさまざまな事象もトリガーとして活用できます。

KARTE Craftを活用することで、エンドユーザー向けのアプリケーション開発が容易になり、開発・運用コストの削減が期待できます。また、企業が必要とする機能を簡単に開発し提供強化を行うこともできます。

「KARTE Craft」3つの機能

Craft Functions

エンドユーザーの行動や解析結果をトリガーに、任意のプログラムを実行できる機能。

Craft AI Modules

Craft FunctionsからAIモデルを簡単に利用できる機能。自社サービスやサイトのCX向上にChatGPTなどのAIモデルを組み込むことが可能です。

Craft Assistant

Craft Functionsでの機能開発の際にAIアシスタントが支援する機能。AIモデルを活用し、自然言語からサンプルコードの検索や指示に基づくコード生成を行います。

※Craft Assistantは、2023年中での提供開始を予定。

KARTE Craftでは、月ごとのリクエスト数や機能の利用可能上限数などに応じてプランを設定。月100万リクエストまで無料で利用できるFreeプランも用意し、また技術的な伴走支援の提供も行うとのことです。

BeMARKE編集部の注目ポイント

顧客中心の価値創出とアジャイルなDX推進に期待

新プロダクト「KARTE Craft」は、サーバレスで独自の機能やアプリケーションを迅速かつ簡単に開発できることで、企業は顧客との関係構築を強化し顧客体験の向上に期待できるでしょう。

既存の自社システムや外部サービスとの連携が容易に行えることで、業務効率の向上も見込めます。例えば、AIモデルを組み込むことでチャットオペレーターのサポートや個別の施策を自動化できるなど。

またアジャイルDXの推進が加速することで、顧客ニーズに素早く対応できる点にも期待が高まります。

※参考URL:プレイド、AIモデルによるCX向上と機能開発支援の新機能を発表。第1弾はMicrosoftの Azure OpenAI Service と連携


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