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出展ブースを2社でシェアする「シェアブース方式」を採用したDX推進展が開催

出展ブースを2社でシェアする「シェアブース方式」を採用したDX推進展が開催

ブティックス株式会社は、企業の業務改革・DX推進をテーマとした「経営・経理・人事・総務DX推進展」と、「マーケ・営業・宣伝・店舗DX推進展」を、シェアブース方式を採用し、東京ビッグサイトにて開催することを発表しました。

目次

シェアブース方式とは

シェアブース方式とは、地球環境への配慮と経済性の観点から、出展ブースを複数社でシェアするという新発想のもと、ブティックス株式会社が考案・命名した展示会運営の新方式です。

2つの展示会を連続して開催することで、ブース装飾はもとより、使用した会場受付、看板、その他の装飾物・備品等を居抜きの形で再利用します。

残材・廃棄物の発生を最小限に抑えるとともに、施工・運営にかかるコストを大幅に削減することができます。これにより、ベンチャー企業やスタートアップ企業だけでなく、人手や予算が限られる企業にとっても、手軽に出展が可能な出展料(東京展+大阪展+オンライン展、ブース装飾費込で60万円より)を実現しました。

展示会概要

「経営・経理・人事・総務DX推進展」(略称:バックオフィスDXPO東京)

会期:8月23日(火)・24日(水)

会場:東京ビッグサイト

「マーケ・営業・宣伝・店舗DX推進展」(略称:フロントオフィスDXPO東京)

会期:8月25日(木)・26日(金)

会場:東京ビッグサイト

※DXPO:ディーエクスポ。「DX+EXPO」の造語、「展示会をDXする」という意味を込めてブティックス株式会社が命名したサービス名

出展費用を抑えるシェアブース方式は、展示会の出展ハードルを下げるか?

BeMARKE編集部の注目ポイント

東京ビッグサイトやインテックス大阪などで開催される大規模な展示会は、出展料やブース施工費が高額になりやすく(※おおむね100万〜150万円ほどから)、これから出展を考える企業にとってはハードルが高い施策といえるでしょう。
今回のDXPOでは、バックオフィス向けの展示会と営業マーケティング宣伝系の展示会、2つのイベントを連続して行い、ブースの基本構造をシェアすることで、出展費用を低価格に設定しています。
新型コロナウイルスの流行の影響により、一度は勢いを失ったかと思われたオフライン展示会。
しかし、一度に多くの見込み顧客とリアルな場で接触でき顧客理解の貴重な機会であることや、オンライン上でアプローチしにくい顧客層とも接触できることから、依然として、オフライン展示会は重要なマーケティング施策といえます。
シェアブース方式によってどの程度自社をアピールすることができるのか、また、来場者はどの程度訪れるのかという点に注目です。

※参考 URL:~BtoB商談型展示会開催のサステナブルな新発想~ 出展ブースを2社でシェアする“シェアブース”方式でエコロジー(地球環境に配慮)+エコノミー(安価な出展料)を実現


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