市場動向

「Eight」がビジネスパーソンの出会いをさらに加速させる名刺アプリへと進化

「Eight」がビジネスパーソンの出会いをさらに加速させる名刺アプリへと進化

Sansan株式会社は9月26日、同社が提供するキャリアプロフィール「Eight」で、スマートフォン同士をかざすだけで名刺交換が完了する新機能「タッチ名刺交換」の提供を開始しました。
同日に行われた記者発表会では、今回の新機能のリリースにあわせてブランドロゴとアプリを一新し、新たに名刺アプリ「Eight」へとリニューアルしたことも発表しています。【TOP画像:発表会で登壇した同社取締役 執行役員Eight事業部 事業部長の塩見賢治氏】

目次

名刺交換から名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職などの最新状況の把握まで

キャリアプロフィール「Eight」から名刺アプリ「Eight」へ進化にはどのような狙いがあるのか。塩見氏は次のように語っています。
「コロナ禍から明けた2023年、 ビジネスパーソンの出会いはオフラインに戻ってきている。オフライン回帰を受け、Eightは名刺アプリとして進化し、ビジネスパーソンの出会いをさらに加速させるために、本質的な価値を研ぎ澄ましていく」

「Eight」は、デジタル時代に対応する新たなアプリとして、新たにスマートフォン一つで名刺交換から名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職などの最新状況の把握まで対応できるようになりました。

また、同社は今回のリニューアルをきっかけに、Eightのユーザー数と名刺交換枚数の両方を拡大していく方針も発表しました。
「タッチネス交換を利用するアクティブなユーザーを増やすことで、有料の個人向けプレミアムの機能や中小企業向けサービス『Eight Team』など隣接するサービスの売り上げ拡大に寄与すると考える」(Eight事業部ビジネス推進部 副部長の橋本剛氏)。

今後、「Eight」がもたらすタッチネス名刺交換がイベントへの集客や満足度を向上させるとして、11月にEightが主催するイベント「Climbers Startup JAPAN 2023」での展開を始め、さらなる認知拡大を図り、事業成長につなげていく動きが加速してきそうです。 以下、発表資料より。

会見に臨んだSansan株式会社取締役/執行役員Eight事業部 事業部長塩見賢治氏(左)とEight事業部ビジネス推進部 副部長の橋本剛氏
会見に臨んだ塩見賢治氏(左)と橋本剛氏

リニューアルの背景

近年、スマートフォンをかざすだけで名刺情報を読み取れるデジタル名刺の注目が高まっています。当社が行った名刺交換の実態調査では(※1)、約40%のビジネスパーソンがデジタル名刺の利用を検討しており、デジタル名刺への期待が高まっていることが明らかになりました【下図表】。

▼デジタル名刺へのニーズ

デジタル名刺へのニーズ(Sansan株式会社の調査より)

出所:報道向け発表資料より

また経済産業省の調査によると(※2)、2019年に26%だったキャッシュレス経済比率が2022年には36%を超えており、紙の名刺や現金を持ち歩かずにスマートフォン一つで生活したいというニーズが高まっていることが伺えます。

2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことで、ビジネスパーソンの出会いの場がオンラインからオフラインに戻りつつあります。Eightはオフライン回帰の流れを受け、名刺交換から名刺管理までスマートフォン一つでできる、名刺アプリ「Eight」へとリニューアルいたします。

「Eight」のリニューアルのイメージ|Sansan株式会社

今回のリニューアルでは、Eightユーザー同士がスマートフォンをかざすだけで名刺交換ができる新機能「タッチ名刺交換」をリリースします(※3)。

新しいEightでは、名刺交換から名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職等の最新状況の把握までスマートフォン一つで完結することが可能です。ビジネスパーソンの出会いの体験をスマートに進化させていきます。

※1:Sansan株式会社「名刺交換の実態調査」(2023年9月22日発表)
※2:経済産業省「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」(2023年4月6日)
※3:一部対応していない端末がございます。

新機能「タッチ名刺交換」について

タッチ名刺交換の概要

タッチ名刺交換はEightユーザー同士がスマートフォンを近づけるだけで、瞬時にデジタル名刺の交換ができる新機能です。これまでEightの主軸の機能であった紙の名刺交換後の名刺管理にとどまらず、ビジネスパーソンの出会いのはじまりである名刺交換の体験そのものを進化させていきます。なお、Eight非ユーザーとのデジタル名刺交換は、「QRコード」、「URLリンク」の機能で対応します。

Eightの新機能の説明画面|Sansan株式会社

イベントでのタッチ名刺交換の活用

タッチ名刺交換は、ビジネスパーソンがオフラインで集まるあらゆる場面での活用を想定しています。

取引先との商談をはじめ、オフラインイベントやカンファレンス、懇親会や交流会での活用を推進していきます。特に紙の名刺切れが発生しやすいオフラインのカンファレンスと親和性が高いと考えており、11月にEightが主催する「Climbers Startup JAPAN 2023」をはじめ、今後Eightが主催するカンファレンスでタッチ名刺交換の活用を推進します。

また株式会社ナノベーションなど複数社のイベント会社との連携が決まっており、オフラインイベントを通じてタッチ名刺交換の普及を図ります。

「Climbers Startup JAPAN 2023」のイメージ画像|Sansan株式会社

デジタル名刺市場における独自性

オフライン回帰の流れに伴い、さまざまな企業がデジタル名刺のサービスをリリースしています。

デジタル名刺市場においてタッチ名刺交換の特徴は、アプリで完結するため物理的なカードが不要なところです。またEightには、名刺管理機能とSNS機能が備わっているため、スマートフォン一つで名刺交換後の名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職等の最新状況の把握ができることが強みです。

Eightの新たなロゴとこめられた思い|Sansan株式会社
新たに発表された「Eight」のロゴ。「人と人のつながり、その可能性」を表している。

タッチ名刺交換リリース記念キャンペーンについて

今回のリリースを記念して、タッチ名刺交換キャンペーンを開催します。

9月26日(火)から11月17日(金)の期間中8名以上とタッチ名刺交換を行った方から抽選で88名にゴルフギフト券または電子タクシーチケットをプレゼントします。また抽選が外れても、条件達成者全員にカフェチケットをご用意しています。本キャンペーンを通じて、ぜひ新機能を体験ください。詳細は特設ページをご確認ください。

※4:2023年9月26日時点の情報です。今後変更になる可能性があります。

タッチ名刺交換リリース記念キャンペーンのページ|Sansan株式会社

出所:特設ページより

タッチで交換。スマートに管理。名刺アプリ「Eight」

Eightは、価値ある出会いをタッチでつなぐ、ビジネスのための名刺アプリです。2012年の提供開始以来、330万人を超えるユーザーに利用されています。Eightでは、名刺を管理するだけでなく、ユーザー同士がスマートフォンをかざすだけでデジタル名刺を交換することができます。Eightで交換したデジタル名刺は、昇進・異動・転職などの情報が自動で更新されるので、相手の近況をスマートに把握できます。Eightはタッチ名刺交換と名刺管理で、これまで培ってきた人脈を活かしたビジネス機会を創出します。

Sansan株式会社 会社概要

「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約DXサービス「Contract One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:65億82百万円(2023年5月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net

参照:プレスリリース「Eightが新機能『タッチ名刺交換』を提供開始~紙の名刺の課題を解決し、 330万ユーザーの名刺交換体験が進化~」(Sansan株式会社)」および、報道向け発表資料より


この記事に関連するお役立ち資料

この記事を書いた人

BeMARKE編集部
BeMARKE編集部

BeMARKE(ビーマーケ)は、BtoBマーケティングの課題解決メディアです。 BtoBマーケティングのあらゆる局面に新しい気づきを提供し、リアルで使える「ノウハウ」を発信します。

SNS:XYouTube

著者の最新記事

もっと読む >

あわせて読みたい

検討したい関連サービス

Sansan

Sansan

Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。100万件以上の企業情報があらかじめ搭載され、名刺やメールといった接点の情報を集約して、あらゆる顧客情報の営業活用を実現します。

Eight Team

Eight Team

チームで名刺共有はじめましょう