ニュース解説
営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」は、ユーザー同士がリアルタイムに情報共有できる「チャット機能」の提供を開始したことを発表しました。
機能追加により、社内コミュニケーションが円滑になり、情報共有を目的とした会議の削減や、過去のやり取りの一元管理による営業業務の効率化をサポートします。
「GENIEE SFA/CRM」は、顧客管理・商談管理・データ分析機能などが一体となったクラウド型の国産SFA/CRMです。日本のビジネスシーンに合わせたシンプルな機能で、ツール導入・運用の専門家がいなくても、項目設定・レポート作成などを容易に行うことができます。
今回リリースされたチャット機能は、営業マネージャーが部下の商談について進捗確認やアドバイスを「GENIEE SFA/CRM」上で行うことで、場所や時間を問わず、円滑にコミュニケーションできます。
チャットの履歴はシステムに蓄積されるため、一元管理ができ、情報の分散を防ぐことができます。チャット機能は全プランで利用できます。
登録された各レコードやユーザーのアクティビティに対して、チャットコメントが可能です。
コメント時に@を入力するとユーザーリストが表示され、特定ユーザーへのメンション（通知）が可能です。（ユーザー名を数文字入力すると、自動で候補を絞り込み表示します。）
端末内のファイルや画像をチャットに添付できます。添付されたデータはクリックでダウンロード可能です。
コメントに対して「いいね！」のリアクションが可能です。
投稿者自身のコメントについて、編集と削除が可能です。
※「統制」権限が付与されているユーザーは他のメンバーが投稿したコメントも編集・削除が可能です。
投稿・閲覧・編集・削除に対する制限を細かくユーザー単位で設定ができます。
社内コミュニケーションをメールで行う企業にとっては、チャット機能追加により、営業組織内のコミュニケーション活性化やスピードアップを期待できます。
一方で、SlackやChatworkなどのビジネスチャットツールを既に活用している企業にとっては、今回追加された機能との使い分けが必要な場合があります。
自社の営業活動において、SFA/CRMに搭載されたチャット機能をどのように活用すべきか、明確にする必要があるでしょう。
